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この前の金曜日、東京ディズニーランドへ久しぶりに出かけた・・・そう、地震の日。
この日、ディズニーランドは天気も良くて、ご機嫌で入場。 まずは、あつくんが行きたがっていた「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」のファストパスをゲット。 そしてトゥーンタウンでランチ、そしてタウン内で遊ぶ。 「イッツ・ア・スモールワールド」「キャッスルカルーセル」そして「ホーンテッドマンション」と来たところで、それは起きた・・・ めまい??立っていられない。 私、病気?? そう思ったけれど、違ってた。みんな一斉にしゃがみこんだ。 かなり長い時間ぐーらぐーら揺れ続けた。 地震の間、そしてその後、ランドのキャストの方々が 『すわってその場にいてください。頭を隠してください。指示があるまでそのままで!!』 冷静に声をあげていた。おかげでみんな落ち着いていたんじゃないかと思う。 多分、地震に慣れていないであろう外国人の方はガタガタ震えていた。 その後も何度も何度も余震が続き、そのたびにキャストの方が落ち着いて指示をしてくれたおかげで、気持ちが落ち着いた。 アトラクションはすべて停止し、危険の少ないところへ誘導されたところで、雨が降ってきた。 あんなに晴れていたのに、風も出てきて、雨も降り始めて、余震は続き、飲み物も食べ物もない状態。 しばらくして、キャストの方々からビニール袋やダンボール、レインコートなどが配られて、雨や風をしのぎながら数時間をすごす。 周りの人はすべて携帯電話を片手に情報を得たり、家族と連絡を取ろうとしていたけれど、電話は通じず。 雨はあがったけれど、寒くてたまらない。でも屋内は安全が確認できるまで入ることができないという。 こういう時、日本人ってすばらしくて、中に入れないと言われれば、きちんと外で待っている。 飲み物を配布してくれる時でも暴動なんて起きやしない。きちんと並んで待つ。 数時間後、隣にいた男性がディズニーランド周辺の状況を確認して、私たちにも教えてくれた。 (この時、ディズニーランドからのアナウンスでランドから退場しないでランド内で待つようにとされていた。) ・ディズニーランドの周りは液状化現象で、とにかく水浸し状態であること。 ・徒歩圏内のホテルであれば、ホテルまで戻ることは可能であること。(退場可能) ・電車、バス等の交通手段はすべて停止していること。 それを踏まえて、とにかくホテルまで戻ろうかと歩き始めたけれど、私たちが宿泊予定のホテルまでは5キロ以上。夜になっていたため、子供の足で何時間かかるか・・・不安に思いながらエントランスに向かって歩いた。 途中、プラザレストランに人が入っているのを見つけて、パパが中に入れてもらおうと。 すると、子供やお年寄りがいる人たちを優先的に入れてもらえるらしく、すんなり入れてもらうことができた。 中では飲み物は飲み放題だったので、ジュースをもらって飲んで、あの寒さから解放されて、どんなに混雑した人の中でも、助かったーってそんな気持ちだった。 その後、お菓子が配られ、非常食が配られ、空腹を満たすこともできた。余震は続くし、周りの状況も日本の状況もわからない不安の中だったけれど、ディズニーランドには本当に本当に感謝、感謝。 今はどうやってもここから出られない。ここで寝るしかない・・・ あつくんは眠くなってビニールの上で眠ってしまい、母も2時間くらいはまとめて眠れたらしかった。 私は30分おきに目が覚めてしまうけれど、それでも少し眠ることができた。 パパは身体が大きくて横になるのを遠慮して、座ったまま、うつらうつら・・・ やっと恐ろしい地震の日、終了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 15, 2011 01:15:11 AM
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