由宇の太陽の下、齊藤が巻き返しに燃えている。
第１クールの４日間で全てブルペンに入り、
スタミナ強化とフォーム固めを図り激しい投げ込み。
投手陣は４日で300球を投げることを目標にしているが、
齊藤は最多の410球を投じた。

疲れの中で上手く安定して投げるということも１つのテーマだし、 いい状態で投げられていると思います

と手応えを口にした。

ストレートに加えスライダー、カーブ、チェンジアップも投げ込み、
安定感をつかもうと必死だ。フォームも固まってきていると言い、
それに伴ってコントロールも向上してきた。

どんどん投げられるのは僕にとって良いことだと思っています。 目標も達成できたことは満足です。

課題に即した練習メニューが齊藤のレベルアップを手助けしている。

並行して体力強化も行っているが、こちらもそつなくこなしている。

きついメニューですが、フェニックス前の由宇の練習でも これくらいはやっていたし、慣れた感じはあります

と頼もしい。

去年の二の舞は絶対に踏みたくない。 このキャンプをオフにつながるようにいい形で終わりたい。

日南秋季キャンプに残れなかった悔しさも胸に秘め、
齊藤が妥協のないキャンプを送っている。

ＨＡ　ファーム通信より