さみのホームページ

最近、色々なことが次々と起こって
私の処理能力の限界を超えたらしく頭がパニックっていて
言動は支離滅裂で仕事に集中出来ずミスばかりする。
更年期障害の影響もあって体調や感情の波があるのだけれども
自分がこんなにもダメダメなヤツだと思ってもみなかった。

こうも長く夫婦という形態を取っていると本当に色んな事があると
実感せずにはいられない。
まさしく山あり谷あり。乗り越えていけそうな小さな山もあれば
険しくって息も絶え絶えになりながらも、力をあわせて
制覇できるか解らないようなとてつもない山を乗り越え
格別な喜びを分かち合う事もあるだろうし、努力の甲斐もなく
途中リタイアを余儀なくされてしまう事もあるかもしれない。

子供のいる人生といない人生は生き方そのものも違うと思う。
そして子供のいない夫婦という人生を歩んでいる我が家。
かたく結ばれたはずの絆は今、微妙な緩みを見せ始めている。

私の人生はあと３０年ちょっとだろうか？先の長い将来を考えた時、
正直、物凄く寂しく不安な感情を持たずにはいられない。
私の場合、この年齢になってみて子供のいない人生が幸せか？
と問われた場合、今の私には『私は幸せよ』なんて即答する自信が全くないのだから。
マイナス思考の私にはそんな生き方しか出来なかったのかもしれない。

私とは違い社交的で人当たりの良い主人には日々新しい出会いもあるし、
まだ見ぬ新しい未来というものがあるかもしれないと冷静に思えるようになった。
同情と愛情とは違う。今の私には愛情の方が遥かに上回っているのだけど
主人には同情や責任感の方が上回って我慢や忍耐ばかりの
人生を送らせてしまう可能性もある。
それは時として夫婦という形態である以上は必要な事なのかもしれないけれど
私の依存体質の生き方が主人の重荷や足かせになっているとハッキリ自覚してしまうと
この場合、『開放』という言葉の使い方が正しいのか解らないけれど
そろそろ夫婦という重い呪縛をといてあげたくもなる。
しかしながら悲しいことに自活出来る能力にも乏しい私は
何も解決も決断も出来ないで自問自答の日々を過ごしている。

今、人生の岐路に立っているような気がする。
これからどう生きれば良いのか・・自分はどうしたいのか？
どう生きていこうか先が見えない状況になって
何を信じれば良いのか？誰を信じれば良いのか？
解らなくなっている。
いくら悩んでみてもなるようにしかならないのかもしれない。
果たして乗り越えていける力を持ち合わせているだろうか？