さみのホームページ

近所の学校は夏休みに入ったらしい。子供がいない我が家は相変わらず。
普段と変わらない毎日を過ごしている。お子さんのいるお宅は夏休み中、昼食の用意などもしなきゃならないだろうし、
昔の日本とは明らかに違って治安も悪くなっているので他人事ながら大変だなぁ～と思ってしまう。

私の幼少時から母親は病弱な専業主婦をしていて入退院を繰り返していた。
私達兄弟が休みに入ると部屋が汚くなり、母親の自由な時間がなくなり、自分の生活リズムを乱され、
楽しみな給食もない為、昼食はいつもインスタントラーメンか、そうめん。
母も相当、面倒臭かったようで、現在、コックで当時から料理好きだった弟のレパートリーがどんどん増えていった（笑）
私達兄弟はチャンネル争いなどの些細な事柄で何度となく兄弟喧嘩が勃発するし、
母親は般若のような形相でヒステリックに怒りまくり、常にイライラしていたので
子供だった私も母も『夏休みがもっと短ければ良いのに』と毎年のごとく愚痴をこぼしていた。

子供の思い出作りに出掛けるのは面倒臭いわ。ってタイプの人にしか見えなかった母。
夏休みの宿題の絵日記に描く事ような事柄もそうそうあるはずもないので、
毎日、つまらない事ばかりを描き綴った絵日記になり、
それを見た父がそれじゃ～あまりに不憫だと遊びに連れて行ってくれた。
その結果、アルバムには父と私達の写真ばかり写っているという事態になってしまい、後々になって母から、
『家族写真なのに私が写ってる写真が少ない～』
『本当は私も一緒に行きたかったけど、お金がなかったのよ』
と、ぶっちゃけられた苦い過去がある。

今年は梅雨明けも早く、いきなりの猛暑到来でこの先、一体どうなる事かと案じていた矢先に夏休みに突入。
休みに入ったとたんに雨模様で降ったり止んだりの天候。
しかも前日との気温差がやたら激しい。
気をつけてはいたけど夏風邪をひくと言うお決まりパターンに陥った。

日差しが回復すると何処からともなく真っ黒に日焼けした子供達が公園に集まって来て、
あっちこちに出来た水溜まりを避けるようにサッカーをしていた。長い夏休み、怪我や事故などにあわずに楽しく過ごして欲しい。