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テーマ:徒然日記(23495)
カテゴリ:ひとりたわごと
“真の闇で人は孤独ではない。
ただひとつの灯りは人を孤独にする。” (秋山 晶) 藤井 保・写真集 『A KA RI』より 週末、ダンナに誘われ写真家・藤井 保さんの写真展へ行った。 パンピー・シュフの私が知っていたのは 江角マキコの写真集・『ESUMI』くらいなんだけど 写真展とか割と見るの好きなのでのこのこ付いて行った。 ↑上の言葉はその写真展に展示してあった写真ではないんだけれど 藤井 保さんが以前やってらした“マグライト”の広告に添えられていた 秋山 晶さんのもの。 そこで販売していた写真集 『A KA RI』の中のひとつ。 “うす暗い海?湖?その中の防波堤みたいな所に ポツネンと灯りを持った人が立っている”どこかの風景写真、 その隣のページにこの言葉が添えられてあった。 最初は「えっ?逆じゃあないの?」と思った。 闇の中で、人は孤独じゃあないのか?と。 気が遠くなるくらい広大、しかも真っ暗けっけのけ、こんな所でポツネンと。 「孤独になってください」って言ってるようなもんじゃあ無いの?と。 いや、まてよ、ホントにそうかしらん? 決して多くは無い想像力をフル回転させてパンピー・シュフの頭はさらに考えた。 もし、もしももしも、私がこの写真の風景の中にたったひとりポツネン、といたとして。 ・・・心細いだろうなぁ。そして怖いだろうなぁ。 そしてそして、どこかしらんに灯りがポチッと見えたとして。。。 「ああ、どうしよう。。。自分だけが、ひとりっきりなのだ」 「あすこには灯りがあるのに、灯りがあるあすこにはなにかしらんがあるのに ここには、無い」 “孤独”ってこふいうこと?なんだろうか? ふと我に返ったら数分間そのページを眺めていたようで。 たったひとつの写真と言葉に吸い込まれていました。 とっても良いものを見ました。 心の洗濯したようなー。 Akari お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 28, 2006 09:54:34 PM
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