パンピー・シュフ　+　R　の目線

え？なんだ？やけに涼しいじゃん。
9月に入った途端、まるで
「今日から秋でぇーーーっす。もう夏は終わりましたっ」と言わんばかりに。
たった二日前の日記の中で
“まだまだ真夏と同じで暑くて暑くてたまんない”と書いた私、ちょっと焦る。
ちょっ、ちょっと待ってよ！こんなんじゃさ、
夏の終わりのあの、なんとも切ない、悲しい気持ち、どうしたらいいのよ！

そう、夏の終わりはじわじわゆーっくりが良いんだ。
秋の訪れをちらちら見せながらも、
「まだ夏の残り香、ありますよー。ほほほ・・・」なーんて感じで
惜しみながら夏から秋へ移ってって欲しいんだ。
朝や夕に、少し冷たくなった空気を感じながら、
澄み渡った真っ青な高い空を見ながら、
その空一杯に拡がった鱗雲の大群を見ながら、
そういう時に胸がキュン、ってなってさ、
「夏、終わるんだなー。楽しかったなー。夏・・・」
なーんてね、思いを馳せたいわけなんだ。
それなのに！
こう、急に涼しくなるとさ、この思いはどうしたら良いわけ？
9月んなったらそろそろ胸キュンの季節だなーなんて思ってたのにさー。

ま、そりゃあね、思い返せば今年も夏に何があったってわけじゃあ無い。
（あるどころか、何にも無い）
今年は私にとって、いっそう暑さがこたえた夏だったし。
毎日毎日「あちーなー。早く涼しくなってよー、ったく！」って
汗をかきかきイライラした日々も多少は・・・あった・・・ワケだし。
涼しくなるのはそんな私にとって嬉しい筈なんだけれど
んなさー、急に居なくならなくったっていいじゃんかー。

などと黙って去っていった夏に寂しい怒りをぶつけながら
もひとつ、思い出した事があった。
「あ！週末、昼ご飯に食べようと思って実家からもらってきた半田めん、
　こんなに涼しかったら冷や麺どころじゃないじゃんかぁー。封が開いてるのにー」
・・・・・なんともやっぱり私はパンピー・シュフなんですなぁ。。。

でも、心配ご無用だったのでした。
さっきテレビの天気予報で言ってたけど明日からまた暫く真夏日なんだって。
今年の胸キュンも、週末の半田めんも大丈夫そうです。