パンピー・シュフ　+　R　の目線

勘違いのお話をひとつ。

誰にだってあると思う。
唄の歌詞を間違えて覚えてた、とか間違った解釈してたこととか。
例えば「巨人の星」の♪思い込んだら♪を
♪おっもっいーいこんだぁらぁー♪→“重いコンダワラ”だと思ってたとか。

言いだしっぺの私にもそういうの、いっぱいあるんだけれど
中でもピカイチは「サザエさん」。
♪大きな空を眺めたら♪の“ながめたら”の部分を
♪　お　お　き　な　そ　ら　をー　だん　だん　め　たぁん　たん　♪
そう！“だんだんめたんたん”だと思っていた！
遙か昔幼い時分からずーーーっと。
高校3年の時、友人が私の前で突然「サザエさん」を唄い出すまで。
数年間全く疑うことも無く・・・。

私にとって“だんだんめたんたん”とは
“大きな空を眺めてたらなんだか気持ちがウキウキしてきた”、
その“ウキウキ”を表している形容詞的なものなんだと思っていたのね。
「その説でいくと次の♪白い雲が飛んでいた♪の“飛んでいた”の部分も
　そういった形容詞的？なものでないといけないんじゃあないの？
　♪　し　ろ　い　く　も　が　ぴん　ぴん　ぽ　ぽん　ぺん　♪とかさ」
と、“だんだんめたんたん”の件をうち明けた後、その人から突っ込みがきた。
成る程ね、言われてみればそうなんだけど。
（や、でも“ぴんぴんぽぽんぺん”ってーのは無いかな・・・）
言い訳だけど、あん時ゃさ、“だんだんめたんたん”だと
そう思いコンダワラ・・・思い込んでたからさー、可笑しいとも思わなかったしさー・・・
その前後のことなんて考えなかったんだもん！

そういや前に会社のライターさんに言われたことがある。
そのライターさん、早口だったので
私はその人の話を聞き間違えちゃあ、よくとんちんかんな質問をしていた。
ライター：「昨日僕“トゥルー・ライズ”を観に行ってね・・・」
私：「“つる大臣”を？どこで見たんですか」
またある時は
ライター：「もうすぐ始まるねー、“平成ボウル”」
私：「“エイセイボーロー”（←赤ちゃんのお菓子ね）が？始まるぅ？」
そうして終いにはこう言われた。
「君さぁ、もっとさぁ、会話の前後で判断してよー」

前後で判断、前後で判断ね。
そうすると私の永年の謎も明らかになるものがあるのかも知れないな。