パンピー・シュフ　+　R　の目線

先週末、実家へハハの年賀状を作りに行った。
もう11月入った頃から
「私の年賀状は何日作りに来てくれるのかしら。
　もうすっかり文章は考えてあるのよ」
などとちょっとした催促の電話があったので
段取りつけて行かなきゃな、と思いつつも
面倒で（だって…ネタ本とか買わなきゃなんないし…）
延び延びになって（して）いたんだけど
伯父からお歳暮のハムが届いているというのを聞き
貰いに行くついでに年賀状を…じゃない、
年賀状作りのついでに貰ってこようと
正直、ハムにつられて重い腰をあげたのだった。
（あ！もしかして敵はそれを知っていたかも！）

ここ数年、ハハの年賀状は私が作っている。
ＰＣで年賀状を作るようになったのがきっかけなんだけど
ハハは機械にはめっぽう弱い。
そんなハハも私が結婚する時はとうとう観念して
一生懸命なんとかＰＣを覚えようとしていたんだけど
今までＰＣとは縁の無い世界に生きて来たハハ。
どうにもこうにもなんともかんとも理解し難いよな感じ。
私も側で見ていて「この人、やっぱダメだろうなー」と思いながらも
ここはひとつ、覚えてもらわないとと
心を鬼にして黙って見ていたんだけど・・・。
数日特訓したんだけど諦めたようだった。

結婚式の前夜、ハハと話していたら突然
「これからは自分で年賀状つくらなきゃいけないのね…」
なーんてさめざめと泣くもんだからなんだか哀れになっちゃって
「年賀状くらい毎年来て作ってあげるわよ」と
そういうワケでハハの年賀状は毎年私が作っている。

新年、我が家にハハの年賀状が届くと
なーんか変な感じなんだよな。
だって作ったの、私なんだもん。