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カテゴリ:お仕事
今日は会社の年頭挨拶。毎年1月初旬に役員からの経営方針の発表が行われる日。そこでは役員たちのお粗末な対応を目にすることが出来た。 まぁ、あまり言うと愚痴になるので、今回はその年頭挨拶で気になった事柄について書いてみたい。 経営方針(今年度の目標キーワードみたいなもの)が、”現状維持”ということになっていた。もちろんその言葉がデカデカと掲示されることになる訳ではないけど、要旨としてはそういうことらしい。 こういった方針は、外部から見ればその会社の姿勢やビジョンや方向性を見極める材料となり、内部的には方向性の統一と、従業員のモチベーションを上げることにつながる。 つまり、単なる数値目標とは別の意味が含まれてくる。 それが ”現状維持?”・・・それはあまりにも淋しくて、お粗末では? 「給料上がらないけど頑張って」って社員に言っているようなもの(笑) たしかに今、製造業は中国の台頭、国内景気の落込み、原油や材料の高騰などで非常に厳しい状況。どの会社も現状維持でさえかなり難しい。 利潤追求している企業にとっての現状維持とは、前と同じことをただ繰り返すことではなく、同業他社とやるかやられるかの競争をしながら今の地位を落とさないことを意味する。 では一体、どういったものが経営方針として正解なのか? 自分としてはこのように考える。 ”現状を打破すること” と ”現状を維持すること” 一見、反対語のように見えるこの二つの言葉にどれだけの違いがあるのか? 現状打破とは、現状を修正したり変更したりすることにより高いレベルに到達しようとすることだと考える。 では現状維持とは、・・・さっきも書いたように企業にとっては単なる今までの行動の踏襲とは違う。そんなことでは衰退の一途をたどるだけ。結局はライバルと切磋琢磨しながらレベルアップを目指して初めて維持につながる。 では各々について具体的に実行する項目を決めていこう!・・・となると、両者はほとんど同じ内容になるのではないだろうか? つまり企業にとっては、現状打破も現状維持も、やることに大きな違いはない。 しいて言えば2割アップを目指すか1割アップを目指すのか程度! だから現状維持などのマイナス思考の言葉を使わずに、 「現状を打破して頑張ろう」と言ってしまえば良いのです。 その方が明らかに前向きで上手く回っていく。それに現状を打破することの難しさは誰しも分かること。たとえすぐに成果が出なくても風当たりは強くないはず。 というのが、私の考えでした。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ただ気になるのは、「現状維持は今までの踏襲(前と同じことを引き続いて行うこと)とは違う」と先ほど言ってはみたものの、どうも役員連中は今までの踏襲で良いと思っている節がある。 最近は、そういうこともあり続々と主要メンバーが辞めていっている。その辞めたメンバーの中にこのブログを見ている人もいるはずだけど、辞めて正解だと思うよ! ・・・つい、本音が(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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