アメリカの予防接種と日本の予防接種
アメリカと日本の予防接種では結構違いがあります。うちの場合,中途半端に日本にいてアメリカに来たので,なるべく二つの国で決められている予防接種を全て娘に受けさせようと思っています。アメリカでは日本より沢山の予防接種をしなければいけません。それは・B型肝炎(HEPATITIS B VACCINE) 生れてすぐと生後1~2ヶ月と生後6ヵ月の合計3回・インフルエンザ(HAEMOPHILUS INFLUENZAE TYPE B VACCINE 通称:HIB) 生後2ヵ月と4ケ月,6ヵ月、12~15ヶ月の合計4回 ・肺炎双球菌(DIPLOCOCCUS PNEUMONIAE) 生後2ヶ月と4ケ月,6ヶ月と12ヶ月の合計4回・水疱(CHICKEN POX) 生後12ヶ月の1回のみそして・MMR(MEASLES,MUMPS, RUBELLA VACCINES)っと言うのもありますがこれは「風しん」と「麻しん」の予防接種です。 生後12ヶ月~15ヶ月と4~6才に合計2回あります。日本では風しんは2歳過ぎからで麻しんは1歳過ぎからの各1回づつです。うちの娘のように摂取できなかったものは摂取対象年齢を過ぎてても遅れて摂取できるそうです。反対に通常アメリカでしないのが,・日本脳炎・BCGですが,このBCGを日本でした場合アメリカでは厄介になる事があります。日本では弱い結核を入れて結核菌に免疫をつけるようにしてるんですが,アメリカではツベルクリン検査を定期的にして,結核菌あればすぐ治療するという方法なんです。だから日本でBCGを受けた子供にはツベルクリン検査で陽性がでる為投薬して弱い結核菌を排除してしまうんです。それも結構薬も強いのを使うので,とても恐いのですが,いつも行っているクリニックでは私が日本から持って来た母子手帳(日本語,ポルトガル語,フィリピン語,英語の4カ国語併記)が証明になるから保育園や学校での検査で言えば大丈夫と言われました。でもきっと地域によって変わってくるので,少し不安です。。。。日本の保健所では英語訳のBCGについての証明書が発行されていると聞いたので,今度日本に帰った時,念の為に取ろうかなぁっと考えてます。あと日本ではポリオは3ヵ月ぐらいと1歳前の2回口から生ワクチン摂取するんですが,アメリカでは2ヶ月,4ヵ月,6~18ヵ月,4~6歳の4回も注射で摂取するんです。おまけに1回に3本ぐらい異なる予防摂取の注射をされるので子供はかわいそうです。娘も以前は腕に1本両太腿に2本されてました。でも初めて太腿に注射されたのに全然泣きませんでしたが,最後に腕に注射されると泣きました。しかしキラキラ絆創膏を貰いすぐに泣きやんだ現金な奴です(笑)でも看護士さんいわくこんなに楽に注射できたのは珍しいっと言っておりました。だって1回にこんなにブスブス注射されたら子供だって大泣きするよなぁ。私だって泣くかも、、、て思ってしまいました。ちなみに三種混合(DIPHTHERIA,TETANUS,PERTUSSIS VACCINNES 通称:DTP)は日本では6ヵ月から1歳までに3回,1歳過ぎに追加で1回で,合計4回。アメリカでもは2ヵ月,4ヵ月,6ヵ月,15~18ヵ月,4歳~6歳の合計5回もあります。これらがアメリカと日本の予防摂取になります。ちなみに日本では摂取対象年齢以内であれば予防摂取は無料ですが,アメリカは有料です。こんな所も個人主義なんでしょうねぇ~。でも保険に入っていればほぼカバーされるので無料のようなものですが,ここでは保険に入っていない人が多いのでやっぱりお金を払っている人がいます。私のママ友の赤ちゃんは保険に入ってないのでなんと健康診査と予防摂取で1回に120ドル以上払っているそうです。うぅぅ~恐ろしいぃ~。ちなみにうちは超ビンボーの為DADAの学校の保険に加入していますが,娘だけはほぼ無料で医療が受けられます。明日はまた娘の予防摂取の為にクリニックに行く予定です。泣かないと良いんだけどなぁぁ~♪