つづき
105 は 両手で 水面を すごい勢いでたたき
湖の底から ジェイソンに 足を引きずり こまれてるようにもがいていました
誰が みても おぼれています
ボクは ジェットスキーから 湖へ 飛び込み
105 へ 近づき
『 落ちつけ お前は ライフジャケット 着てるから 水には沈まない 』
『 助けて やるから じっと してろ 』
水を たらふく 飲み へろへろに なった 105 を
ボクは ジェットスキー に乗せ 岸へ戻りました
落ちついた 後
ボクは 105 に 聞きました
ボク 『 お前 泳げないのか 』
105 『 はい 』
ボク 『 お前 カナヅチ か 』
105 『 はい 』
ボク 『 まったく 泳げないんじゃ カッコ悪いだろ 』
105 『 はい 』
ボク 『 わかった 教えてやる 旅行から帰ったら 俺が お前に 水泳を教えてやる 』
105 『 はい 』
ボクは 子供の頃 きらいなまま やめた 水泳を
105 に 教えることになりました
105 の カナヅチが きっかけで
ボクは もう一度 水泳を はじめることに なっていったんです
そして
水泳 4