Car&BikeとPet！Fitness Life

　どうしたんだろうって感じのニュースがあった。

　ＳｕｐｅｒＡｇｕｒｉが契約している筈の“ファン・デル・ガルデ”が何とスパイカーのテストドライバーとして発表されたのは皆さん知っていると思う。何でこうなるんだろう･･･。

　ＨＯＮＤＡのバトンも似たような事で、日本の契約ってＦ１の世界の契約と違うんでは？と首を傾げたくなる。僕の個人的な考えだが、日本人は文書で取り交わすような契約って下手なんでしょう。何かが抜けているのではなかろうか。

　イギリスから生まれたＩＳＯは、人種の違う国民が間違いなく作業する為に作られたシステムで、どの場面でも承認･･･確認があり、その押印（サイン）がなければ次に進めないようにしている。言った言わないが通用しないようにしている。同じ国で言葉の違いや、習慣の違いがあるから仕方が無いのだが、日本はちょっと違う。同じ島国であるが住んでいるのは同一人種で、江戸時代では鎖国もあり、世界から孤立した国。考え方も違い、文書（契約書？）があっても無くても、言葉で分かり合いながら物事を進めてきた人種だと思う。言った言わないがまかり通っていた。

　だから･･･とは言い切れないが･･･。

　または、これは罠とも考えられる。ＳｕｐｅｒＡｇｕｒｉとの契約が有効であっても、わざとスパイカーはテストドライバーとして発表しておき、巧みに日本人には分かり得ない契約書の言葉のあやを突きつけて“ファン・デル・ガルデ”を引き抜く。まぁそんな事は無いと思うが･･･。

　駆け引きなのか、何なのかはいずれ分かると思うが、鈴木代表はこれの他、ＳＡ０６の問題も抱えているし、前途多難な２００７年で、ちゃんとＧＰを走らせる事が出来るのでしょうか？