テーマ:熱帯魚&水草の話(1137)
カテゴリ:アクアリュウム
熱帯魚を飼育している事は、この前の日記で分かったと思うが、生物は自然の中で生存しているので、熱帯魚もその自然界と同じ環境にして飼育する事が望ましい。
しかし、それをある水槽の中で実現しようとする我がままな人間がいるから、生物もたまったもんじゃない。だから自然界の食物連鎖ならぬ環境に近づけ、飼育しなくてなならない。 最初僕は、ただの熱帯魚の隠れ家と、綺麗さだけを思って熱帯魚、水草を飼育していたのですが、これは半端じゃない管理が必要なんだと思った。それは、何も管理しないで飼育していた頃は、苔の発生がやたら多く嫌気が差していた時期があり、年中苔取りと水替えを行っていたのだが、それが不味かった。熱帯魚は病気になったり、死んだりも繰り返し(涙)よくよく考えてみると、餌の残りや糞などを分解するバクテリアも減っていったのだろうと推測・・・。 水草を育てる事に集中すれば、水中の酸素濃度も減ったり、水草の肥料だと言って砂利に埋め込んだりしていた事も水質が悪化した原因だったらしい。これを知ったのは、あのアクアリュウムの世界を手掛けている「ADAアマノ」のカタログで知ったのです。これが、僕にアクアリュウムの魅力に引き込まれたきっかけでもあった。 そのHPを紹介しましょう。 aqua design amano カタログと言っても小冊子で、売価は付いているのですが、6冊位は買ったでしょうか?(汗)これがまた・・・綺麗なんです(^^♪自分もこの通り管理すれば勝手に思い込んで、レイアウトなど構想を練ったものです(笑) 水草は自然界では問題にすることなく二酸化炭素を吸収できるが、水槽の中ではそうはいかず、水草が多くならばなるほど二酸化炭素を別に添加しないと育ちが悪い。かと言って添加し過ぎると水質が悪くなり、PHが上がり、熱帯魚に悪影響を与える等添加量も微妙。 その二酸化炭素を添加する器具は別にあるのだが、簡易的な拡散筒を水槽に着けてそこにボンベから注入する方法と、電磁弁とスピードコントローラーで細かい添加量に出来るタイプがあり、最初は拡散筒でやったが、水草が光合成している時に出てくる酸素の泡が出てこない・・・。ADAアマノの小冊子に記載されたシリアに付いたあの綺麗な酸素の泡が見たくて、後者の器具を揃え、管理を始めた。 二酸化炭素の添加量も、水槽に添加する二酸化炭素の泡(気泡)の数を1分間に何滴とかに決めてやるのですが、これも慣れるまでに暫く掛かったが、やっと見事な酸素の泡が付くようになって、感動した覚えがある。 その水槽の中で泳ぐ熱帯魚も優雅に泳いでいるので、暫く鑑賞に浸ってしまったりした事も多かった・・・(笑) でも、この状態をずっと保とうとするのは・・・僕は出来なかった(涙)環境がよくなれば当然水草は元気よくなり伸び放題で、2週間もしたら水槽はジャングル状態で、熱帯魚も泳ぐスペースが無くなってしまう有様・・・(汗) トリミングばかりすれば、水草も痩せてくるので、新しい水草を植え、レイアウトも替えたりで、楽しみもあるが結構苦労がある。 夏は水温が上がってしまい、小型扇風機なる物を水面に向け回して、気化熱を奪う方法で水温を下げたりしたが限度があり、その内家庭のエアコンをずっとかけっ放し状態にするようになってしまったが、それは仕方ない事と観念した。 こんな事を繰り返した訳だが、自然界と同じ環境にする楽しみはやった者しか知り得ないものだが、それが完成した時の喜びは、どんな物にも変え難い様に感じる。 生物が生きるって事は、植物も同じ様に育たない環境では無理だと言うことです。川が汚れてしまい、臭いもするのでは水を浄化するバクテリアが死滅しているんでしょうね・・・家庭の浄化槽も同じです。熱帯魚を飼育するようになってからはそんな事を考え、川など汚さない様になりましたね・・・。 今後これらの事も日記で徐々にアップしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.20 22:24:56
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