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テーマ:鶏大好き!(536)
カテゴリ:田舎の話
田舎の話第一弾です。
田舎には昨年春からチャボが同居しています。母の弟さんが飼育していたのですが、鳥インフルエンザの影響で町中では飼う事が出来なくなり、こちらにやってきました。 もともと3羽いたのですが、後二羽は残念ながら、カラスにやられてしまったそうです。そして生き残ったのがこのコ、チビと申します。 チビは同じように連れて来られたゴールデンレトリバーの雑種である「リキ」と共に生活をしています。リキのそばにいれば、カラスから身を守れると思っているようです。そしてリキも、うるさそうに、迷惑そうにしながらもチビと仲良く?生活しています。リキは一応、前にタヌキを保護していた小屋を譲り受け、その近くにつながれているのですが、チビはその周りをちょろちょろと自由に動き回っています。そしてチビの大好物はなんとドックフード!リキのおこぼれをもらっているうちに、すっかり気に入ったようです。 この子は雌鶏なので、その辺で適当に卵を産んでいる事も! しかし、今回思いっきりビックリしたのが、このあたりでは朝6時、10時、12時、18時、21時に時刻を知らせる音楽が放送されるのですが、朝6時に放送がなるやいなや、「コケッコッコー!」 ? 耳を疑いました。 あれ?チビは♀のはず。 どっかのニワトリがまぎれこんできたのかな?(こういうこともまれにあります) 「お母さん、誰か鳴いてる?」 「チビが最近なくのよ~。」 ええぇ~!!(@o@) 雌鶏が鳴くのか? 頭が混乱している最中にもチビは玄関先にまで来て「コケコッコ」とやっている。 ホントにチビが鳴いてる・・・・。母の話では昨年秋くらいからヘッタクソに鳴き始めたが、最近はすっかり上手になったのだということ。 それから毎日チビの目覚ましが楽しみになりました。 まずは音楽が放送されるとチビはおもむろにリキの小屋の天辺に乗り、パタパタッとやってから、「コケッコッコ~!」 そして、こちらから何の反応もなければ、玄関先にやってきて、「起きたよ~」と声をかけるまで、「コケッ!」「コケッコ!」とやるのです。そして、その後に自分のえさ皿となってるフライパン!にドックフードをいれてもらうまで、つきまといます。 17日間もいたので、チビもすっかり私達に慣れ、私の姿を見るとエサをねだりにやってくるようにもなりました。普通にニワトリが庭を闊歩しているこの状態に私はホントに憧れています。私もこんな生活がしたいよ~。 雌鶏がコケコッコとなくなんて、ちと信じられないような話ですが、ほんとにホントです。 補足ですが、リキもとっても懐いてくれるようになり、帰るときには心なしか寂しそうな顔をしてくれました。それまでは、とびついたり、吼えたり、しっぽで私の足をバンバン叩いたりといういささか荒っぽい親しみの表し方でしたが、帰りの挨拶をしたときには突然鼻をそうっと寄せてきて、ほおずりしてくれました。涙がこぼれちゃいました・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 19, 2005 08:39:45 PM
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