インディアン・サマー　　　☆☆☆

１１月１４日、トヨノスの大好きなぱいぱいは、
ぱいぱいさん（笑）になって旅立っていきました。
無事、断乳成功です。

前日から母はそわそわしていましたが、
本人はいたっていつも通り。
むしろ朝はさわやかにお目覚めで、朝ご飯ももりもり食べました。

そしていよいよ最後のぱいぱいタイム。

「トヨノス、もう大きくなって、ご飯もいっぱい食べられるし、
一人でトイレでうんちだって出来るし、
もうお兄ちゃんだねー。だからぱいぱいバイバイしようね。
これで最後のパイパイだからねっ」と説明して、いつもの様にスタート。

記念に、ビデオとカメラで撮影（笑）
トヨノスは、いつも通りに不真面目にごくごく。
「ぱいぱいおいしい？」と言う問いに、
「おいしい。一番しゅきっ」と答えてくれました。

改めて激ラブです（笑）

もっとだらだら飲むのかと思いきや、あっさり終了。


それから、お父さんを召使いに（笑）いっぱい遊んでもらいました。



数時間。
お昼前に、「ぱいぱい飲む」と催促。
あ～、やっぱりさっぱり分かってなかったのね…と思いながら、
いよいよ、トヨノスに黒マジックで顔の書かれたぱいぱいをお披露目。
（ちなみに、乳首を口にして、両胸で２人の顔を書きます）

「ぱいぱいバイバイしたから、こんなになっちゃったんだよ」と言いながら、
服をあげると、それまで、身を乗り出して飲む気満々で
「中～」（ブラの中におっぱいがあるって言う意味）って言いながら
手を出して来ていたトヨノスくん顔が見えたとたん。

数歩後ずさりして、「こわい～！！！！ないないっ！！！！！」
（おっぱいをしまいなさいの意味）

飲む気ゼロへ。

お父さんお母さんに促されるまま、ぱいぱいさんに一応手を振りました。

服をおろしただけじゃダメで、
上に羽織っていたパーカーのチャックも閉めてくれと頼まれちゃいました。

顔を見た時の反応は様々で、泣く子やそれでも飲もうとする子がいるそうで、
実はトヨノスの反応をとっても楽しみにしてたんだけど、
そうか～よっぽど恐かったか～。
ちゃんと笑顔にしたんだけどな～。



それからは、１日「ぱいぱい」ってひと言も言いませんでした。
言いたいんだけど、言ったらダメなんよ～って感じです。

いつもはおっぱいでお昼寝していたので、
どうやって一人で寝たら良いのか分からないらしく、
お昼寝出来ず。
でも４時半頃にガクガクしてたけど…、
でも寝るのは断固拒否（笑）

５時に夕飯にして、７時には布団に入り、
母乳のかわりにお茶をごくごく飲んで
（トヨノスなりに誤摩化してるんだろうな～）
母の寝るんだよ～オーラを浴びて、
眠りにつきました。


そして翌朝７時まで一度も起きず！
気になっちゃって、こちらは何度も起きちゃったよ…
そして、おっぱいが…い…た…い…（泣）

７時に起きた時は、「お母さん、起きてっ」って起こされちゃいました（笑）
いつもなら即効おっぱいなので、「お茶飲む？」と聞くと「飲む」と。
グビグビ飲んでから、

「ぱいぱい」っと。

「昨日ぱいぱいバイバイしたよね～」と言うと、
ちっちゃな声で「分かった」って。

胸キュンですよ。




あれから数日経ちますが、顔を見てから
「ぱいぱい」欲しいって言われたのは、
翌日の朝の１回だけです。

すごく頑張ってるのが伝わって、いっぱい愛おしいです。
たまに、小さい声で「ぱいぱいさんなった」って言ってます。



母乳育児は大変で、スタートの時点でつまずいて、
おっぱいは良いから早くミルクーって泣くトヨノスに心痛めていました。
どんどん私が痩せていって恐かったし（笑）
乳腺炎は痛かったし、トヨノスにあわせて小麦、卵除去で、
辛いな～って思う事もものすごくいっぱいだったけれど、
桶谷式に通って、途中からでも完母になれ、
おっぱいを飲む息子は本当に可愛いくて、
宝物のような時間を貰えたので、とっても満足しています。

トヨノスありがとう。
ぱいぱい大好きでいてくれてすんごく嬉しかったよ。

これからもいっぱいぎゅーってするからね。
一緒に大きくなろうね。


懐かしのぱいぱいショット





断乳後の母の壮絶に痛いおっぱいの話はまた後日。