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カテゴリ:売れる発想
「儲」という字は、「信ずる者」と書きます。
信者を増やせば儲けにつながるとか、信じる人に儲けがおとずれる、といわれます。 僕は、「信じる」という言葉は、ずいぶん深い意味があると思うのです。 信頼感という3文字は、とてつもない深くて、重い、それでいてあたたかい言葉に感じられるのです。 この世でもっとも強い信頼は、親の子に対する感情でしょう。 子供の人生を見放す親など、ありません。 あれば、それは親とはいえないでしょう。 いくら出来が悪くても、いくつになっても、わが子は愛しい。 たとえいっとき、子の姿を見失うことはあっても、その間も常に親の心には、慈愛の念が流れ続けています。 どんな時でも、決して見放さず、子供のことを信じることができる親には、心から尊敬の念を抱かずにおれません。 それが優しい笑顔で表れたり、厳しい言葉となって降り注ぐかの違いはあれど、その心底には、限りない子への信頼感であふれています。 もちろん、子供が素直に受け止められることはなかなかないでしょうけど。 かくいう僕も、小言には耳をふさぎたくなっちゃいます(笑) でも、信じられて育ったと感じてますよ。今なら、分かります。 子供にとって、親が自分を信じてくれるかどうかは、敏感に感じられるものです。 絶対的な子供への信頼感は、その後の子供の成長に大きく関わってくることでしょう。 「信頼」とは「愛情」と同じことだと思うのです。 信じられているのに、愛されていない子供はありません。 愛されるだけで、親からの信頼を受けていない子供もいないでしょう。 信ずることは、愛すること。 愛される人は、いつも、信ずるに値する人です。 他人からの愛情を受け入れられるのは、心を開いている人に違いありません。 心が閉じていれば、どんなに深い愛情でも、素直に受け止めることができませんから。 心を開くことが、愛情を育み、互いを信頼する第一歩なのだと思います。 それにはまず、自分を愛する所からはじめたいですね。 欠点や至らない点が、どれだけあっても構いません。 それは、自分が自分であることの証しなのだから。 本当の愛情は、良いところだけ見ているうちは、生まれないと思うのです。 全てを受け入れること。 それができれば、生まれ変わることができます。 自分を愛そう。 自分を信じよう。 その信頼感があってこそ、外の世界に思い切って足を踏み出すことができるのです。 そして、他人への信頼感も、愛情も、生まれてくる。 自分を信じられる人は、人に信じてもらえる人です。 信じてもらえる人は、人を受け入れられる人。 そこに、本当の儲けが生まれてくる。 それが、儲けの本当の意味なのだと思っています。 もう一つの雷蔵ブログ、人気上昇中。見つけてみてね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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