闇の子供たち
闇の子供たち貧困に喘ぐタイの山岳地帯で育ったセンラーは、もはや生きているだけの屍と化していた。実父にわずか八歳で売春宿へ売り渡され、世界中の富裕層の性的玩具となり、涙すら涸れ果てていた…。アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。幼児売春。臓器売買。モラルや憐憫を破壊する冷徹な資本主義の現実と人間の飽くなき欲望の恐怖を描く衝撃作。今、ワーナーマイカル大宮で(21日まで)映画も上映しています。あまりにも内容が真実をつきすぎているため、タイでは急遽、上映中止になった作品だそうです。何とか時間を作って映画も見てみたいと考えているのですが・・・。自分の娘と同じくらいの子供がこんな現実を生きているのかと思うと胸が苦しくなります。