2014年UTMF完走後半
子供の国は、約中間点荷物も預けて有る。トン汁の様な汁物が体を温めて暮れた。 後半用の荷物を詰め替え、後半に備えて栄養・水分補給。ゴールを目指して後半戦のスタートをきる。 下記アドレスからアルバム見れます!http://www17.tok2.com/home/sangakugundan/2014utmf.html 栗倉エイドまでは林道、車道が続く。 後半の山に備え緩い登りも無理に走らず歩く。 下りだけゆっくり走り体力温存。 栗倉エイドは水とコーラしか置いて無い。 乾いた喉にはコーラが旨い。ここから先は一番嫌な地帯と入って行く。送電線下は日影も無く日差しが厳しい。コースは直線だが細かいUPダウンが多い。 足えのダメージがジワジワと感じて来る。西富士中学校には山たのクラブのエイドが待っている。 富士宮焼きそばを戴き私設エイドへ向かう。 栄養ドリンク、カップ麺を戴くが残してしまった。45分もリラックスし休憩、すっかり体が冷えてしまった。 天子の登りに備えて水は1L少々にした。 栄養ドリンク、OS-1も少し残っている。 天子ヶ岳の急登は流石に足が動かなくなる。 山頂に着いてからも幾つものピークを越えて行く。 熊森山まで遠く感じていったい何時着くかと思えて来る。熊森山の下りは急で滑り易く大変だった。 最後の雪見岳はピークが遠く感じた。スタッフがもう下りだけと言われ気が楽になる。 麓の下りでSTYのトップ選手がやって来た。 凄い速さでカメラマンと下って行った。 筋肉が悲鳴を上げる頃ヤット麓エイドに到着。水、コーラを一気飲み、暖かい食べ物は無かった。パンを戴き、水を補給して出発。 STYの選手も次々に入って来る。暫く草原場の走り易い所を行く。 前にも後ろにも選手がいないひとり旅状態。 夕暮れが迫り富士山が紅く成り出している。 竜ヶ岳の登りに入ると木々で真っ暗だ。ここからライト付けて長い長い竜ヶ岳へと登る。 STY選手に次々に抜かれて行く。昨年山頂からは富士山頂に月が出て見事だった。 今日は月も無く富士のシュルエットも見えない。 本栖湖畔までは急な下りだった。湖畔周遊道路が長く感じた。 本栖湖エイドは暖房が利いて暖かい。ゆば丼が旨く2杯戴く、初めてのごはん物かな? 中ノ倉山の登りは既に足が動かない。パノラマ台に着いてかなり気が楽になった。だが山を下りてから樹海の中を延々と走る。国道に出ると緩い登りだが走るにはきつい。 富士五湖の時エイドをやった所だ。 鳴沢氷穴まで上りが続く。鳴沢エイドは表で寒さが厳しい。 毛布を被りながら最後の補給を行う。ここから紅葉台、足和田山へ最後の山登りだ。深夜の一番寒い時間帯かも知れない。 走って入れば寒さもさほど感じない。 足和田山からは木道の階段降り辛い。 ヤット湖畔に出て散策路の3kmとなった。 石畳の道をトボトボ行くがSTY選手に抜かれて行く。ラスト500mで応援が増えて来る。上着を脱いでゼッケンが見える様身支度する。 両サイドにハイタッチしながらゴールする。ゴールには六花先生が待っていた。 大勢の皆さんに祝福を受け完走賞を戴いた。 給水、給食を戴き、荷物を戴きテントへ。 長い長い169km、38時間の旅が終わった。