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テーマ:政治について(20062)
カテゴリ:麻生太郎元外相
麻生太郎外相は5月1日夜(日本時間2日午前),ワシントン市内のホテルで同行記者団と懇談し,ポスト小泉を選ぶ9月の自民党総裁選への出馬の意欲を重ねて示した上で,立候補に必要な推薦人20名について「5年前(の総裁選)でも集まった。(自信は)あります」と述べ,確保できるとの見通しを示した。
自らが所属する旧河野派は11名。麻生外相は「思想・信条とかいろんなものがあり,派閥で動きはしない」と述べ,派閥横断的に推薦人を集める考えを強調した。 総裁選で掲げる政策ビジョンについて「総裁選ではきちんと政策を言わなければいけないが,出馬するときに出すものではないか」としながら,目指すべき国家像として「活力ある高齢化社会,小さくても強い政府」を挙げた。 麻生外相は谷垣財務相同様,立候補に必要な推薦人20名に満たない派閥に属している。谷垣財務相の率いる谷垣派は15名で,あと5名の推薦が必要。麻生外相はそれよりやや多い9名が必要ということになる。今後の両氏の課題は,いかに推薦人を集めるかということである。 しかし,仮に立候補は出来たとしても,果たして総裁選で勝利することは可能なのか,ということを考えると,かなり厳しいのではないか。自民党には森派という最大派閥がある。さらに森派には有力候補がいる。数の力から考えれば,森派の候補に敗れる可能性が極めて高いのだ。両氏の真の課題は,ただ立候補するというだけでなく,「いかに勝利するか」という実戦的な戦略を練ることではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.04 07:21:00
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