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テーマ:政治について(20055)
カテゴリ:麻生太郎元外相
麻生太郎外相は6月9日午後、都内で講演し、9月の自民党総裁選について「(立候補するために必要な推薦人が)20人集まることは間違いない。20人あれば必ず出させていただく」と述べ、出馬する意向を表明した。
同時に安倍晋三官房長官ら小泉純一郎首相の後継候補を念頭に「出ると明確に言っているのは4人の中では麻生太郎1人ということになっている」と強調。麻生氏が小泉首相に敗れた2001年の総裁選についても触れ「(推薦人が)あの時より集まらないことはない」と自信を示した。 さらに麻生氏は、目指すべき日本の国家像を描く「麻生ビジョン」を7月の主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)後に発表する予定。麻生ビジョンの柱は「小さくても強い政府」と「活力ある高齢化社会」。小泉改革を継承しつつ、格差社会の是正や地方重視も打ち出す方針。 ただ、各世論調査で安倍晋三官房長官や福田康夫元官房長官に大きく水をあけられているだけに、政策論争の喚起で支持率低迷から脱却できるか定かではない。 麻生氏の所属する旧河野派は11人で、同派の河野太郎法務副大臣も出馬を目指す考えを表明。麻生氏が自信を示す推薦人20人の確保も確実とは言い切れず、厳しい戦いとなりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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