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カテゴリ:山崎拓元幹事長
自民党の山崎拓前副総裁が会長を務める山崎派は7月18日、東京都内で政治資金パーティーを開き、9月20日の総裁選に向けた政策提言を発表した。中韓両国との関係改善を掲げた上で新たな戦没者追悼施設の検討を盛り込んだ。靖国神社参拝問題を総裁選の争点と位置付ける内容で、小泉純一郎首相の靖国参拝に理解を示してきた安倍晋三官房長官との対立軸を明確にする狙いがあるとみられる。
山崎氏はこれに先立つ講演で、日中関係について「現在の『政冷経熱』と言われる問題は、ポスト小泉政権で必ず解決しなければならない。大きなネックが靖国問題で、次期政権では柔軟な外交が行われるようお願いしたい」と述べ、アジア外交の方針転換が必要との考えを強調した。 また「誰がこの提言を実行するのにふさわしいか(を見極め)、誰もいなければ私自身がやるという気持ちで頑張りたい」と、自らの立候補に含みを残した。 政策提言は、靖国問題について「靖国神社のあり方も含め、戦没者等に哀悼の誠を表し、平和の誓いを新たにできる施設を検討する」と記した。さらに、 (1)北朝鮮のミサイル発射に対する段階的な制裁実施 (2)「東アジア共同体」の創設 (3)09年までの消費税引き上げ なども盛り込んだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.19 18:42:20
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