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テーマ:政治について(20246)
カテゴリ:安倍晋三前首相
小泉内閣の閣僚が国民と直接対話する「タウンミーティング」の5周年記念行事が7月24日夜、東京・秋葉原のアキバ・スクエアで開かれ、小泉純一郎首相が最後の対話に臨んだ。安倍晋三官房長官とそろって参加した。安倍氏を前に「首相はいいことばかりじゃない」と語るなど、秋のバトンタッチを連想させる発言もあり、総裁選を前に“二人三脚”ぶりを見せつけた。
対話集会は2001年の小泉政権発足当時、首相や閣僚が「国民の声も聞き、双方向の内閣運営を行っていく」(安倍氏)ことを目的としてスタート。安倍氏によると、これまでに166回開かれ、約6万4000人が参加。この日は、日本有数のIT関連電器店街として海外にも知られ、アニメなど若者文化のメッカでもある秋葉原で、対話集会開始から5周年を記念して開催された。 小泉首相は「今後、こういうタウンミーティングを次の政権を担当される方もやられたらいいんじゃないかな。強制はしませんけど。総理大臣になれば、いいことばかりではない。ならなければよかったと思うときが必ずある。だが、だからこそ人生はおもしろく意義がある」と、安倍氏に視線を投げかけつつ、これまでの苦労を語った。 隣で苦笑しながら聞いていた安倍氏は、終了後の記者会見で「首相も5年間大変だった。やめたい気持ちに勝る使命感が必要だとしみじみ感じた」と総裁選に向けた意欲をにじませた。 タウンミーティングに小泉首相と安倍官房長官がそろって出席するのは、今回が最初で最後。小泉首相には、安倍官房長官に次期首相としての心構えを国民の目の前で伝えたいとの思いがあったのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.25 17:32:23
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