麻生外相，21日に出馬正式表明へ

2006.08.10

テーマ：政治について(20040)

　麻生太郎外相は8月10日、所属する自民党河野グループの会合で、自民党総裁選への正式な出馬表明を8月21日に行う意思を伝えた。同日午後に自民党本部で記者会見する。同時に、総裁選で掲げる政策も発表する。

　立候補に必要な推薦人20人の確保にめどがついたためで、麻生氏はこれまで、立候補に必要な推薦人20人を確保した上で表明するとしてきたが、周辺議員は「20人の内諾は得られた」ことを明らかにした。

　記者会見では「日本の底力」と題する政権公約を発表する予定。「豊かさ」と「安心」をキーワードに、65歳以上の高齢者も意欲があれば働ける「活力ある高齢化社会」の実現を打ち出す。

　また政権構想として「小さくても強い政府」をキーワードに、政府・与党の政策決定システムの見直しなど政治改革を前面に打ち出す。

　具体的には、副大臣と自民党政務調査会の各部会長を兼任させ、政府と党の一体化を進めるほか、党行政改革推進本部や国家戦略本部などの総裁直属機関を全廃し、政策にかかわるすべての権限を政調会長に一元化する。政府と党の調整を簡素化し、迅速な意思決定を狙ったものだ。

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最終更新日 2006.08.13 05:55:55
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