073322 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

三一太福

三一太福

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

テールナウ

テールナウ

日記/記事の投稿

バックナンバー

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

カテゴリ

お気に入りブログ

ブラームスはお好き? ブラームスがお好きさん

カレンダー

2007.03.03
XML
カテゴリ:政局
 2007年度予算案(一般会計総額82兆9088億円)は3月3日午前4時前、衆院本会議で与党の賛成多数で可決され、参院に送付された。採決に反対した野党が金子一義衆院予算委員長の解任決議案などを提出して抵抗したため、2日夜の本会議は同日中に予算案を採決できずに延会、3日未明までずれ込む異例の事態となった。

 衆院通過を受け、自民、民主両党の参院国対幹部は3日朝、東京都内のホテルで会談、5日午前から安倍晋三首相と全閣僚が出席し参院予算委員会で予算案の審議を始めることを確認した。

 当初予算案を採決する衆院本会議が日をまたいだのは、池田内閣当時の1961年3月以来、46年ぶり。最近では、2004年6月の参院本会議で年金制度改革関連法案の成立まで約22時間かかったケースがある。

 予算案は憲法の規定で、参院の議決がなくても衆院通過後30日で自然成立するため、暫定予算の編成が必要なくなり、年度内の成立が実質的に確定した。

 2日中の通過で年度内成立を確実にしたい与党と、3日にずれ込ませ自然成立だけは阻止したい野党の思惑がぶつかった結果、最近では珍しい徹夜国会となった。自然成立の期日は4月1日となるが、この日は日曜日のため、与党は事実上の年度内成立が確保されるとしている。

 野党は金子委員長のほか、予算関連法案を採決した総務委員会の佐藤勉、財務金融委員会の伊藤達也両委員長の解任決議案を衆院本会議に提出。民主党の枝野幸男氏が金子委員長の解任決議案の趣旨説明に1時間半あまりも費やすなど引き延ばしを図り、徹底抗戦の構えをアピールした。

 2007年度予算案は、一般会計が82兆9088億円で2年ぶりの増加。景気回復に伴う自然増収などで税収が大幅に増加する一方、歳出抑制に努め新規国債発行額は2006年度当初比約4.5兆円減と過去最大の削減幅を実現した。建設国債は公共事業を中心とした歳出抑制効果に伴い、5兆2310億円(2006年度当初予算5兆4840億円)と1977年度以来の低い水準。特例国債も20兆2010億円(同24兆4890億円)に減少し、2001年度以来の水準となった。

 金子、佐藤両委員長の解任決議案をいずれも与党の反対多数で否決した3日午前2時半ごろ、議員に疲労感が広がり、与野党が議場内で協議。税制改正など予算関連5法案の採決を6日に先送りする代わりに、民主党が伊藤委員長の解任決議案を撤回し、当初の予想より約2時間早い午前4時前に散会した。本会議は2日午後10時半ごろから約5時間半続いた。

 この間、民主党の小沢一郎代表は2日深夜の休憩時間中に途中で退席、予算案採決を欠席した。参院選対策の地方行脚による疲労のためとされるが、徹夜国会を仕掛けた野党の党首不在に、与党からは激しいヤジが飛び、安倍首相は終了後「記名採決だから。どうされたんでしょうか」と暗に批判した。

 投票を終えた与野党議員は口々に「長い1日だった」「早く帰って寝たい」などと語り、疲労の色が隠せない様子だった。この間、議場内では、居眠りをしたり、時間を持て余して読書や携帯メールに没頭する議員の姿も。本会議散会後、各議員がぐったりした様子で次々と迎えの車に乗り込む中、レスラー出身の馳浩氏だけは元気に「寝ないで朝一番の飛行機で地元に帰れる」と話した。

 採決後、自民党の中川秀直幹事長は記者団に「大義なき抵抗戦術だった。強い遺憾の意を覚える」と批判。民主党の鳩山由紀夫幹事長は「審議不足を主張したが強行採決された。きわめて残念だし国会に大変な汚点を残した」と語った。

 今後、国会の焦点は国民投票法案や教育関連3法案などの成否に移る。夏の参院選を控えて会期(6月23日)の延長は難しく、窮屈な審議日程のなか、与野党の駆け引きは激しさを増しそうだ。

 予算案の衆院通過を受け、政界は統一地方選、参院補選、参院選に向けた選挙モードに突入する。

 特に補選は、参院選の勝敗ラインに影響するため、注目が集まる。4月22日投開票の参院福島、沖縄両選挙区の統一補選が参院選に向けた1つのヤマ場だ。もともと福島は民主党議員、沖縄は無所属議員の議席で、仮に与党がこの2議席を抑えれば、非改選議席が増えるため、夏の参院選で過半数確保のラインを下げられることになる。

 安倍内閣の支持率は下げ止まっておらず、内閣改造日朝実務者協議での成否が微妙に影響する可能性がある。安倍首相や中川幹事長は内閣改造についてともに否定しているが、改選期の参院議員からは「内閣の顔ぶれを一新してほしい」との声もあがっている。一方、日朝協議では、拉致問題の解決について期待が高まっており、具体的な進展が得られない場合には大きな失点にもなりうるだろう。

果たして内閣改造は…!?
そして、統一地方選、参院補選の結果は!?
皆さんもぜひ注目を!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.03.03 17:55:00
コメント(0) | コメントを書く
[政局] カテゴリの最新記事


コメント新着

人間辛抱@ 沖縄県議会議員選挙 自民党系は大敗で、野党系は圧勝でした。
まゆはけ@ Re:平成10年代終焉の足音(12/01) 今頃勝ちある年末を、何て遅いと思います…
ライオン@ 安倍は間違いなく松岡に呪われている 自殺した松岡元農相が安倍を呪っている、…

© Rakuten Group, Inc.
X