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2007.06.04
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カテゴリ:小泉純一郎元首相
 昨年9月の退陣後、表舞台での目立った活動を控えてきた小泉純一郎前首相が6月4日夕、都内のホテルで開かれた自民党の川口順子元外相のパーティーで講演、7月の参院選で比例代表から再選を目指す同氏への支持を訴えた。小泉氏が講演するのは、昨年9月の首相退任後初めてで、参院選へ始動した。
 
 この日は政局の話題には触れなかったが、今後も小泉構造改革路線に賛成する候補者に限って支援する方針で、参院選で同党の苦戦が予想される中、「小泉人気」に期待が高まる可能性もある。

 小泉前首相は首相退陣後は本会議の出席や気心の知れた議員との会食以外、表立った動きをほとんど見せなかった。「マスコミに出れば『小泉さんはこう言ったけど安倍晋三首相は…』という比較になる。一切話さないことが安倍首相への最大の支援」(飯島勲政策秘書)として、取材も一切受け付けてこなかった。昨年10月の衆院補選の応援演説や、先月に農林水産物等輸出促進全国協議会の名誉会長に就任、あいさつをした程度だった。

 こんな「雲隠れ」が逆に関心を集め、小泉前首相の人気は健在。参院選に向けて無党派層の取り込みに頭を悩ます自民党執行部にとって、小泉人気を利用しない手はなく、応援遊説に協力してくれないかと打診した。

 ただ、執行部の思惑をよそに、小泉前首相は応援にあたって、その議員が以前から郵政民営化に賛成していたかどうかを条件にする考えだ。

 その背景には、安倍首相と小泉前首相の路線に
ズレが生じているという現実がある。

 安倍首相は、一昨年の衆院選の際に郵政民営化に異論を唱えた郵政造反組の復党を認めた。今年に入って、特定郵便局改革に積極的だった日本郵政公社総裁の生田正治氏も更迭した。これらの決断は、「特定郵便局長票をあてにする動き」(ベテラン議員)の一環であるとみられている。

 これに対して、小泉前首相は、以前から「既得権者、郵便局の票をあてにしたら参院選は負ける」と指摘していただけに、「小泉前首相は本音では安倍政権の姿勢を苦々しく思っている」(小泉前首相の側近議員)という。

 一方、参院選は激戦が予想され、「与野党どちららが勝っても政界再編に突入」との観測もある。その際に、政界再編の軸となり得る人物は限られてくる。構造改革路線を掲げ郵政解散で同僚議員を離党に追い込んだ小泉前首相は「再編時の一方の旗印を立てられる人物」(自民党議員)の一人だ。また、安倍首相が参院選で負けた場合に、小泉前首相の再登板を望む声が自民党内にはある。最大の問題は小泉前首相自身にその気があるのかという点だ。

 自身の首相再登板は「絶対にない」と否定する小泉前首相だが、最近の動きはさまざまな憶測を呼んでいる。現在、小泉前首相は数多くの大企業などの寄付で設立されたシンクタンク「国際公共政策研究センター」の顧問に就任している。今後、中東和平などを中心に議員外交を展開する考えだ。さらに、一昨年の衆院選で郵政民営化を支持して当選した、いわゆる「小泉チルドレン」らを中心とする議員集団「新しい風」の設立パーティーに財界の大物を含め1000人以上が集まった。

 こうした動きに加えて、参院選での応援遊説相手の選別という行動もあって、「小泉前首相は資金面、人脈面を含めた態勢づくりを着々と進めている」(ベテラン議員)との見方が出てきている。





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最終更新日  2007.06.10 09:13:00
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