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2007.06.15
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カテゴリ:政局
 国会も最終盤に入り,公務員制度改革関連法案の成立も不可能とみられてきました。

 ところが,会期が延長されることに決まりました。当初は6月23日までの予定だったわけですが,7月5日まで12日間延長することになったのです。まさか会期延長になるなんて,全く予測できませんでした。なぜなら,今年は参院選の年だからです。

 参院選がある年の通常国会の会期は延長しないのが通例です。ちなみに,昨年は参院選はなかったのですが延長されませんでした。なぜだかお分かりですか?それは,昨年にあった最大の政治イベントを思い出していただければ分かると思います。そう,自民党総裁選です。ご存知のとおり,安倍晋三首相の圧勝に終わった一方,惜敗した麻生太郎外相と谷垣禎一前財務相も100票を超える得票を獲得して一定の存在感を示し,「ポスト安倍」への可能性を残すことに成功した訳です。

 9月20日の自民党総裁選への準備期間を確保するために,当時の小泉首相の強い意向で国会の会期は延長されなかったのです。

 さて,参院選があるのにもかかわらず会期延長が決まった今年は,例外に属すると言ってもいいでしょう。安倍首相が,今国会での公務員制度改革関連法案の成立に強い意向を示しているというのが,会期延長の最大の理由です。すでに衆議院は通過していますが,果たして参議院ではどうなのでしょう?

 延長されることになった訳ですが,だからと言って確実に成立すると断定することはできません。そもそも12日間の延長ですから,厳しいことに変わりはないと思います。さらに,野党は安倍内閣に対して内閣不信任決議案を提出する構えですから,その分審議時間が奪われることになります。

 仮に成立に至ったとしても,拙速な審議で強引に採決したという印象が残り,国民に不快感を与えかねません。ひいては今問題になっている年金に対する不満と連動して,参院選では与党が惨敗を喫することにつながりかねません。

 はっきり言って,参院選は自民党にとって厳しい戦いになるはずです。公務員法案が成立しようがしまいが,それは変わらないと思います。年金問題が浮上し,松岡利勝農水相が自殺してから内閣支持率も急落していますしね。安倍首相はどういうつもりなのでしょう?この参院選を,どう乗り切るのでしょう…?



 次回は,衆参同日選の可能性について論じたいと思います。





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最終更新日  2007.06.19 19:35:04
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