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2007.07.29
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カテゴリ:政局

自民惨敗・民主大勝

……予想通りの結果になりましたね。でも予想通りであるがゆえにおもしろくないところもありますが…。そのあたりはスポーツとは違いますよね。

 私個人としては,実は安倍晋三首相の退陣を期待していたので,自民党支持者でありながら,自民党の敗北を切望していました。このブログを昨年からご覧いただいている方々はお分かりかと思いますが,私は昨年の自民党総裁選では安倍氏を支持してはいませんでした。出馬した3名の中では谷垣禎一氏を支持していました。最も出馬してほしかった人物は福田康夫元官房長官でしたが…。

 そういうこともあって,安倍政権にはあまり期待してきませんでした。今回の参院選は早くから自民党にとって厳しい戦いであると言われてきたため,「この調子なら安倍首相を退陣に追い込めるかもしれない。そして,福田政権が誕生してほしい」と望んでいました。

 そして今回,自民党は37議席という惨敗を喫したので,「いかなる理由があろうと40を割り込んだんだから間違いなく退陣を表明するだろう」と思っていました。しかし,安倍首相はすでに29日夜,続投の意向を表明してしまいました。どうやら選挙前から,結果がどうであれ退陣する考えはなかったようです。残念です。

 確かに今回は衆院選ではなく参院選。政権選択を問う選挙ではありません。過去に参院選の敗北で引責辞任した首相もいましたが(1989年:宇野首相・36議席,1998年:橋本首相・44議席),いずれも首相自身のスキャンダルや失言の責任をとって退陣したのであって,安倍首相の場合はこれに該当しません。今回の場合は,安倍首相自身というよりは,閣僚の問題が大きく影響したように思います。

 ただ,そのよう閣僚を任命したのは安倍首相に違いない訳ですから,直接的ではなくとも,任命権者としての安倍首相の責任は少なからずあるはずです。

 ただ安倍首相は,その責任の取り方を,「改革を続行させることで国民の期待に応えていく」としており,辞任は選択しませんでした。こうした背景には,自民党内からも続投を求める声が大勢を占めており,「安倍おろし」の動きが活発でないこと,「ポスト安倍」の有力候補が見当たらないという2点が挙げられます。



 なお,1998年の橋本龍太郎首相の時は,自民党内から辞任を求める声は今回同様,ほとんどなかったのですが,橋本首相は辞任を選択しました。さらに,こうした橋本首相の決断に対して反対する声もなかったそうです。その理由は,橋本首相の周辺には側近がほとんどいなかったためです。橋本首相は孤高の宰相だったわけです。その点では小泉前首相と対照的ですね。小泉首相も孤独な「一匹狼」で側近も多くありませんが,国民的な人気を未だ保っていますからね。ちなみに今回の参院選で落選した片山虎之助元総務相は,橋本元首相の側近のひとりとして知られています。1996年に片山氏が岡山県知事選に出馬しようとした際,数少ない側近を失うのを恐れた橋本元首相に止められ,出馬を断念したことがあるのです。


 とにかく,てっきり安倍首相は退陣するものと予想していた私にとって,続投は想定外でした。8月下旬にも内閣改造・党役員人事を行うようですが,今度こそは厳しく人選をしてほしいと思います。その際,柳沢厚労相と赤城農水相はくれぐれも留任させないでほしいですね。





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最終更新日  2007.07.30 16:16:16
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