3代連続交代の呪われたポスト「農相」

2007.09.03

3代連続交代の呪われたポスト「農相」

(3)

テーマ：政治について(20236)

カテゴリ：政局

　松岡，赤城，遠藤…。ついに3人目の交代劇となってしまった。

　遠藤武彦農相は9月3日午前、首相官邸で安倍晋三首相と会い，自らが組合長を務める農業共済組合による補助金不正受給問題の責任を取り，辞表を提出し，受理された。1ヵ月前には赤城徳彦元農相が更迭されたばかりで，改造内閣発足後わずか1週間で閣僚が辞任に追い込まれる異例の事態となった。安倍内閣での閣僚交代は，発足から1年足らずですでに5人目となる。5年5ヵ月に及んだ小泉内閣の4人と比較しても，いかに異常か分かる。

安倍内閣の閣僚辞任・交代

年　月　日	閣　　僚
2006年12月27日	佐田玄一郎行革担当相
2007年5月28日	松岡利勝農相
2007年7月3日	久間章生防衛相
2007年8月1日	赤城徳彦農相
2007年9月3日	遠藤武彦農相

　なぜ農相に限って交代劇が連発するのだろう。私が考えるに，最初に交代劇を生んだ故・松岡利勝元農相は自殺した訳だから，その「呪い」があるためではないか，と思うのである。「松岡の呪い」だ。そう，自殺した松岡元農相が呪っているのだ！

　松岡元農相の後任の人選を行うにあたって，安倍首相が赤城元農相の問題を見抜けなかったのは，松岡元農相の呪いが影響していたからではないか。今回の遠藤農相の問題を見抜けなかったのも同様だろう。もちろん確証はないが，自殺者が出ている訳だからどうしても呪いがあると思わざるを得ない面があるのである…。

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最終更新日 2007.09.03 11:00:00
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