カテゴリ:戦争
1972年、9月5日、ミュンヘン・オリンピック開催中、パレスチナゲリラ「ブラック・セプテンバー黒い9月」によるテロでイスラエル選手団が皆殺しにされました。イスラエルは当然報復を企てます・・・
イスラエル機密情報機関「モサド」の中からアヴナー(エリック・バナ)がリーダーに任命され、他4名のスペシャリストと共に暗殺チームを結成し、アラブテロリスト指導部11名を次々と暗殺していきます。 アヴナーは人を殺したこともない家族を愛するごく普通の人間です。その彼が何故に妊娠7ヶ月の妻を残し任務に駆り立てられるのか?愛国心とは一体何なのか?平和な日本で生きているシネマバカには到底理解できません。悪を一人抹殺してもさらなる悪が現れる。それはウィルスに似ています。強力な抗生剤が開発されてもまた、新種のウィルスが発生するように、エンドレスなのです。 「目には目を、歯に歯を」からは何も生まれないんだと言うことをスピルバーグは言いたかったのでしょう・・・ この作品が全てとは思いませんが歴史の1ページとして観る価値はあると思いますよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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