カテゴリ:戦争
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のヴィム・ヴェンダース監督作品です。全く違った角度から見た、”9,11テロ”をモチーフにした作品です。 派手さは無いのですが、サウンドの使い方は上手だと思いました。そして、いつも被害者(米国)側の作品に偏りがちですが、喧嘩両成敗ということわざがあるようにどちらも被害者なんだと思います。 ベトナム帰還兵の伯父ポール(ジョン・ディール)とイスラエル育ちのアメリカ人ラナ(ミシェル・ウィリアムズ)がある殺人事件をきっかけに、静かで深い旅を始めます。 グランド・ゼロを見つめながら「俺は何をしていたんだろう。。。」というポールの台詞が、テロの後遺症を物語っていました。万人向けではないので、あえてお薦めはしませんが、映画好きの方には観ていただきたい一本ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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