カテゴリ:カテゴリ未分類
デビューしてまだ2回しか書いてないのにもう一週間も開いてしまった。
今回は以前に施工した土蔵(風)の住宅について。 なぜワザワザ(風)と付けたかと言うと、厳密に言うと土蔵造りではないから。 古くからの土蔵とは基本的に収納、貯蔵を目的としたものであり、 陽射しや盗難などを防ぐ為に入口以外の開口部が極端に狭くなっており、 湿気対策として床高を上げてあるので人が住むのには適していない。 ではなぜ最近、土蔵を直したりして店舗や住居として使う人が増えているかというと、 勿論、かっこいいから的なフォルムや雰囲気の問題もあるが、それ以外にも 壁が厚いので断熱性と遮音性が高い。 天井を張らずに小屋裏を見せることで吹き抜けのように広く感じる。 柱が少ないので広い間取りで使える。 などのメリットがあるから。 これらの良い点のみをいただいて、採光や段差などを人が住みよいように 改良すると、土蔵(風)住宅になる。 「でも、上のメリットは普通の外観の住宅でも可能なのでは・・・」 可能です。(実際ハウスメーカーなどはヤッテる) じゃあなぜ新築で土蔵風の建物を建てるかというと、 見た目が好きなことが前提になるけど 土地が狭いので容積率目一杯建てたいが総二階はチョットかっこ悪いからだと思う。 土蔵風なら総二階も当たり前だし、逆に個性があっていいしょ。 長くなってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|