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木の家づくり

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佐野専務

佐野専務

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2005.04.05
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カテゴリ:カテゴリ未分類
また間隔が開いてしまった・・・
前回が土蔵風造りの外観だったので、今回は内装の話し。
四年ほど前建てた数奇屋風のかなり拘った家で、リビングの天井の仕上げに
手漉き和紙を三重に重ね貼りし(下地が透けてしまう為)、その上に柿渋を塗った。
若い人は知らないかもしれないが(自分もそんなに年寄りではないが)、昔から
柿の渋は撥水性があり、掛け軸や樽、桶などに塗られていたもので、
最近は完全な自然塗料として見直されてきているらしい。(ホントか?)
なぜそんなモノを使ったかというと安全嗜好もあるが、他の素材や塗料を使ったのでは
得られない風合が出るから。(上の写真がそうなんだけど写真じゃ判りにくい?)
塗った当初は黄ばんでるみたいな色なのだが、二~三ヶ月経つうちに段々濃くなって、
何とも形容し難い良い色になる。
費用はビニールクロスの十倍位かかるが格天組む事を思えばそんなでもない。
問題は他にあって、なんといっても臭いなのである!
乾いてしまえば問題ないのだが、施工時からしばらくは、マスクなしで部屋に入るのが
シンドイほど、例えるなら「汚い公衆トイレの臭いを強烈にしたヤツ」。
隣近所と密接しているような家では、苦情が怖くて多分出来ないだろうな~。





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Last updated  2005.04.05 14:57:13
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