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最近、テレビや雑誌で民家再生って言葉をよく見かけるけど、
再生工事っていうのは何も民家に限ったものではない。(ちなみに上の写真は町家再生) 民家や町家の定義はいずれ書くとして、ようするに、古い建物は現代では得られないような良い材料を使ってたり、今同じモノを新築するとものすごく費用が掛かるような造りだったり(土壁など)するので、悪い所を直して使いましょうという工事である。 壊して建て直すよりも産業廃棄物(ゴミ)が出ないので、エコロな考え方にも合っているからか、問い合わせも結構ある。 自分も嫌いでは無いのだが、マトモな再生工事をやろうと思ったら、建物の傷みの程度にもよるがメチャメチャ手間が掛かる場合が多い。 手間が掛かるってことはそれなりに費用も工期も掛かるって事なので、まずは再生しようと思っている建物の診断が大事になる。 興味と古い家のある人は信用できる設計士や工務店に相談したほうが良いでしょう。 ちなみに一年前に再生工事をやった時、土台や柱の下部が腐っていたので建物をジャッキアップ(持ち上げて浮かした状態にすること)して基礎を打っていたら、天気予報で台風直撃との報せが(TT)。骨組みだけにした建物が宙に浮いていて屋根にはシートが張ってある、さながら立体凧のように・・・。 結局台風がそれてくれたので大丈夫だったが、その時は「ああ、終わった・・」と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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