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NHKスペシャル|トリアージ 救命の優先順位
パニック状況下、 僅か30秒で、人の生死を判断し、タグ付けする作業。 緑・黄(搬送は赤色の次)・赤(生命の危機に直面)・黒(救命不可能)色の順に、 救急度の順位を付け、助ける順番・搬送順位を決定する。 医師・看護士に掛かる重圧たるや、想像を絶する物でしょう! その概念が確立されたのは、阪神神戸震災。 初めて、実践されたのは、2年前のJR福知山線事故。 避けられた死は無かった!との評価の陰で、反省点も有ったらしい。 1.トリアージ評価の空白地帯。 現場の医師は、全体像を掴めず、目の前の事態に対処する事に精一杯。 実際は、トリアージされずに放ったらかしの患者が居たらしい。 消防・医師・警察の連係の悪さ、総監督者の存在の必要性。 2.同じ色のタグ内での、優先順位付け。 たまたま看護士が記入した項目『皮下気種』を、たまたま目にした医師の判断で、 真っ先にヘリコプターに乗せ、その患者の命は救われた。 これも、全体を統括する、総監督者・総指揮者不在が、 また現場内でのリーダー不足が要因でした。 確かに、どなたも救いたいが、タグの色で、生死を識別されるのは、意に沿わない。 遺族としても、納得出来ないでしょう。 でも、これって、会社内・社会の中でも、発生し得るのでは!? (流石に、命の選択までは行きませんが・・・) いやー、『NHKスペシャル』って、本当にタメに成りますなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/05/04 09:23:29 PM
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