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長崎では、初盆を迎える家は精霊船を作り、故人を乗せて西方浄土へと船出をします。
精霊船を流すと言いますが、それぞれの家は悲しみと共に送るのです。 見ている人たちには、爆竹が鼓膜を刺激するくらい盛大に燃え上がりますが、送っている人々はそれぞれの思いで爆竹の音はそれほど聞こえていないのです。 私も何回か精霊船を担ぎましたが、故人を賑やかにそして悲しみを覆い尽くすように盛大に爆竹を鳴らしました。 花火専門店では、爆竹が段ボール単位で売れていきます。 お墓でも、花火をして故人を偲びます。 お墓で花火をするのは当たり前のことだと思っていました。 お盆になると親戚から、花火代を貰いました。 これも楽しみでした。 今日はお天気が心配ですが、多くの精霊船が流されるでしょう。 それぞれの家では、仏壇に供えた素麺や白玉団子や果物を菰に包んで流します。 精霊船は、華やかにでもしめやかに進んでいきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年08月15日 08時47分50秒
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