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テーマ:猫のいる生活(138869)
カテゴリ:わんこ
道端で可愛いワンちゃんに遭遇。触れるとなったら、あなたはどうやって犬に接しますか? 日本人の多くは犬を見ると、犬の顔の前に手のひらを上に向け、差し出します。 これは非常に危険な行動なんです。大人も子供もやりますよね? 家族や親しい人が、自分の顔の目の前(口元付近)に、すっと真っ直ぐ同じように手を出してきた としたら、人でもパクっと噛みつきたい気分になります(笑)←私だけだろうか??? 手を使わず、口を主に使う犬なら尚更のことパクっとやりたくなります。 日本人の場合「おて」をさせよう!みたいな気分半分で、このように手のひらを差し出してしまう 傾向にあるようです。 これは犬王国ドイツでは御法度の行動。 ドイツでは、まず飼い主に触って良いですか?と大人も小さな子供も尋ねます。 OKが出たら次に卵を握るような感じに軽くグーを作り、手の甲を上にして犬に匂いを嗅がせます。 そして徐々に犬の顔や頭を撫でます。いきなりは触りません。 ワンちゃんだ~と騒ぎながら犬に駆け寄る子供もいません。 これは親が子供にきちんと教える事なのです。このように手を差し出せば、いきなり噛みつかれる 事もありませんし、万が一パクっとやられてもグーの状態であることで強く噛まれませんし、 手の骨があるので酷い怪我にはならないのです。グーなので捻って手を取り出すことも可能です。 逆に日本人のように、手のひらを上にし真っ直ぐ差し出している時に、犬がパクっとやったら どうなるか想像がつきますか? 驚いて手を引こうとしますよね?厚みもないので、ガブリとやられたら酷い傷になりますし、噛む 圧もかなりかかってしまいます。 相手は動物なので、いつ機嫌を損ねるかは飼い主であっても完璧に把握は出来ないでしょう。 相手が猫であっても同じです。 猫を触るのに前足をヒョイっと持とうとする人が、けっこういるのです。 猫にとって最大の武器である前足。それをいきなり触られて、機嫌を良くする猫がいますか? 犬も猫も匂いで相手を確認する動物です。 まず、自分の匂いを嗅がせ、敵じゃないよ何もしないよ、安心してね!と伝えてから触るように するのが基本だと思います。 日本はペットブームと言われて数年、飼い主のマナーの悪さが目立つ中、犬猫に接する方法を全く 知らない人達が多いのも事実です。 「家の子は犬や猫が大好きで・・・」と言う親がいます。そして、子供はいきなり犬を触ります。 犬連れの私としては、とっても怖い行動がこれなのです。立ってる私の位置からは自分の愛犬の 顔が見えないのです。いきなり駆け寄ってきて家の犬を触る子供に、もしも家の犬が何かしたら… そう思うとゾッとします。 私は寄ってきた子供に、いきなり触ってはいけない事、駆け寄ってはいけない事を教えます。 親が自分の子供に教えあげるのが、1番大事なのではないでしょうか? 例え親が犬猫嫌いであっても、子供には「ワンちゃんネコちゃん可愛いね。遠くでみてようね」と いうふうに言ってもらいたいものです。 親が「ワンちゃん怖いよ噛むよ!ネコちゃん引っ掻くよ!」と言うと、子供は怯えて犬猫が嫌いに なります。 また、犬を怖がる子供に対しては、決して走って逃げないように教えて下さい。 犬は動き回る物に過剰に反応して追いかける習性があります。 また子供の甲高い声は、猫にとって猫同士の喧嘩の時の声の周波数に近いため、猫を興奮させて しまうことになり危険です。 犬や猫に接するとき、無闇に声を張り上げたり騒いで脅してはいけません。 防衛本能が働くと、動物は攻撃してくることがあります。恐怖から自分を守るためです。 人と動物が、上手に接していけば事故は起きないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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