カテゴリ:ちびたいずむ
もう怖くて怖くてたまらない。
一度この痛みを知ってしまったら。 痛くて、でも傷は奥深くに刻まれて見えなくて、 痛くて血を流してるのを知ってるのは自分だけで、 他の人には見えない。 こんな痛みなんか知らなくても良かったのに。 だけど私はもう知ってしまったから。 私の奥には深い深い傷跡が驚くほど鮮明に刻まれていて、 もう治ったと錯覚していても その度にカサブタがはがれてまた血が流れてる。 流れた血もそのままで、たとえ痛くても、 ただこれ以上、今以上の痛みさえ感じなければ我慢できる。 本当にただこれ以上痛みが増さなければそれでいい。 だから怖くて何も出来ないだけ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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