017543 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

しまね

しまね

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

さおりん3

さおりん3

Freepage List

2005.10.04
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
父が永眠した。
私にとって大きな大きな存在だった。
病気で苦しんでいた父だけれど、父が生きていることそのこと自体がすごく支えだったことに改めて気づいた。

最期、ずっとびわ灸や酵素で手当させてもらえて良かった。
最期になるとは思わなかったその日、朝からずっとそばにいられて良かった。ひげも剃ってあげられた。
いつもびわ灸で意識が戻るのに、その日はいつまでたっても意識がないまま、熱が出たり急に大汗をかいたり、手足をこすっても冷たかった。

よく生きたね。がんばったね。
事業家だったが子煩悩で、家族を一番大切にしてくれる父だった。
どんなに忙しい時期も、父が家に居ない感じがしたことはこれまで一度もなかった。
弟たちも私も、勿論母も、父が大好きでとても大切だった。
すごく可愛がって育ててくれて、ありがとう。
人一倍、働く姿を見せてくれてありがとう。
父はこの世から居なくなって、こことは違う世界で私たち家族
を待っていてくれる、そう思う。
今度どこかで生まれるときも、私はお父さんの娘に生まれたい。
この両親の娘として生まれたい。

父のつけていた記録を読んだ。
父は病気になって以来、体調のこと、体温、何歩歩いたか、治療法について、家族のことなど、ほぼ5年の間一日も欠かさずに書き綴っていた。
隠し事がない人で手記も誰でも見える場所にぽんと置いていたが、生きている間は読んではいけないと思い、見せてくれるとき以外読まなかった。
泣き言を一切言わない人だったが、病気に不安で揺れ動く姿がそこにあった。
もっともっと支えてあげられれば良かったと思うけれど、
あれもこれも出来たかも…とは思わないことにする。
そんなこと言ったらきりがないし、父も喜ばないと思う。
人が人を助けることはできない。

それから父が亡くなって、反省したことがある。
私は下の弟と仲があまり良くないのを父がいつも悲しんでいた。
ごめんね、お父さん。
明日弟と顔を合わせたら、ちゃんと顔を見て、「おはよう」と言います。
そのことがどんなに自分の心を助けるかということを、本当は私も気がついている。
そして美味しいごはんを作ってあげようと思います。
自分の頑固を笑い飛ばしたいと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.10.04 23:38:32
コメント(2) | コメントを書く


Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

【井上淳の気分はカ… としろう15さん
島根の応援団長(継… よっしい@修行中さん
四十路の旅路 さとう4632さん
La Neige diary i-yukkiさん
小村和也の建築家日記 コムースさん

Comments

王様@ 潮 吹 きジェットw サチにバ イ ブ突っ込んだ状態でジェット…
ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
チリチリ@ 次は庭で全裸予定w http://kuri.backblack.net/xvxoeam/ ち○…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…
ヒゲメタボ@ クマたんと呼ばれてます(^^; 最近はこれが流行ってるって聞いたので …

© Rakuten Group, Inc.
X