カテゴリ:カテゴリ未分類
父のお葬式を終え、明日は初七日を迎える。
1週間なんてすぐに過ぎるが、すごく長い時間を過ごしたように思う。 父が亡くなる頃から、時間の感覚もおかしくて、曜日もよく分からないような毎日だった。 毎日お客さんが来るので、気も張っているし冷静である。 父の死後、毎日毎日気づかされる。 自分の中でその存在の大きさに驚く。 もう甘えるところはなくなった。これからは母を支え、弟たちの自立を応援できるよう、私自身もしっかりしなければと思う。 死は、それ自体が悪者ではない。 寿命は誰にでもあり、死なない人はこの世にいない。 病気もそうである。悪者ではない。 病気は生きるために、生かすために起こる現象である。 大事なのは病気かどうかではなく、生かされてる今この一瞬である。 この一瞬に一生の全てがある。 とはいえ、病気になった人にこれを言えば、元気な人に自分の気持ちなど分かるかと一蹴されてしまうけれど、これは泣きたいくらいに真実なのだ。 本当なんだよ。どうしてわかんないの? そんな気持ちで父と対決していた時期があった。 そんな時期を過ぎ、今は私も受け入れるということを学ぶことができたように思う。 違う人間同士、家族であろうと同じ考えを持って生きられないのは仕方がない。 だったら話だけでも「うんうん」といって聞いてあげることが大事だと思う。自分のことはちょっと横に置いておいても、それで相手が満足するのなら。 分かってくれない相手をこっちの思い通りにしようと思うのもまた、わがままでしかないからだ。 弟と仲良くなった。 つまらない意地を張ってる場合じゃない。 これからは母や祖母を守っていかなければならない。 父は、私たちにまっすぐな心を残してくれたと思っている。 私は毎日ご飯を作り、家をきれいにしておこうと思う。 家族を大切に大切にしようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|