あなたが落ち込んでいた。
何も言わずにアタシの横に座った。
「どうしたの?」
『……別に。』
沈黙が続いた。
アタシは無言であなたの頭抱き寄せ、優しく撫でた。
あなたは子どものように、アタシの肩に寄りかかった。
「まだ好きなんだ?」
『……うん。』
あなたは、あの子が好きと言った。
アタシは悲しかった。
あなたの気持ちが分かったから。
それでもアタシはあなたの頭を撫で続けた。
何をしてあげれば良いのか、
何て声をかければ良かったのか。
ただアタシは、あなたの幸せを願った。
それしか出来なかった。
───とても現実的な夢でした。
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Last updated
2007/11/29 04:45:39 PM
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