「本音」とか言ってー。
結局すがり付いちゃってー。
結果は味わったのに、
未だに抜け出せないで居る。
あの日から、
衰えを感じられない。
少しでも衰えているのなら。
アタシはまだ、
その衰えに気付けてない。
だって、
開かれてしまった扉の向こうの階段は、
まだまだ登れるんだ。
でもね。
後ろから何かが迫ってくる。
「まだまだこれから!!」
「頑張れ!!」
って、誰かが言う。
降りられないから、
登ってる。
迫ってくるモノから逃げよう、とは思わない。
必死なわけではない。
「それから逃げよう」、
「逃げなくちゃ」なんて焦りは無い。
あるわけない。
いつからだろう。
もう、手遅れかなって思ってる。
…いっそ、飲み込まれたっていいや。
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