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朝方7時。
目が覚めると、 彼の腕の中に居ました。 足を絡ませ合い、 心臓の音を聴きながら眠ってた。 寝返りを打って反対側を向くと、 彼から手を握ってきてくれた。 腕を広げて、 「おいで。」と言ってくれた。 理性との戦い。 お互いのスイッチが入らないように、 体はしっかり触れ合ったまま、 くだらない話をする。 「ウチら、確かめるっていったら、あと夜の相性くらいじゃない?」 「うん、合うに決まってるんだけどね」 お互いのスイッチが入らないように、 離れたり、くっついたりを繰り返す。 無言。 お互いに、ため息をつく。 そんな状況に、笑う。 「あ~もうっ。」と、彼。 強めのハグ。 彼の理性が消失しました。 スイッチON. 頭の中は、 パニックと幸福感。 ヒゲの痛みすら心地よかった。 ずっと触れたかった唇が、あたしを欲しがってくれている。 でも。 やっぱり理性が勝った。 彼には、彼女がいる。 キスして中断。 あたしが止めた。 お互い、今はこれで満足だと思ったから。 「何でもっと早く出会わなかったんだろ…」 「それは俺も思ってた。」 気持ちを確かめ合った今、 あたしたちには、 どんな未来が待っているんだろう? 幸せって、 こんなにも遠いんだ……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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