絵はこの作品のために
自然回帰さまが創作してくれました。音楽つきの作品は
こちらから。
とても心が揺れていた。嫌いな人ではない。しかし、愛と自分の葛藤の狭間に生きて、その寒さに囚われて、心にも無いことを口にしてしまった。
ただ、愛することを忘れて自分から逃げ出していたんだ。
見上げると僕の心を覆うように粉雪が舞っていた。まるで時間が止まって見えた。嗚呼、粉雪よ愚かな僕に降り注いでください。そして、傷ついた彼女を静かに眠らせてください。
札幌の夜。あの日の粉雪が、今夜も降りだした。ごめんなさい。そんな言葉が闇に溶けていった。
ランキングに参加しました。クリックしてね
テクノラティプロフィール