良い詩と普通の詩。
そんなことは自分で考えるしかないけれど、その差はほとんどないんだね。
でも、自分のために書くんだったら良い詩ではないよ。僕も自分のために書いていた。
決して悪いことではないけれど、人に読ませては、とっても失礼なことだね。
見たくない友人の家族のビデオをみせられるようだよ。
詩はね魅せるもの。詩はね考えを魅せるもの。
あるいはね
詩はね心を探す姿なんだ。
僕は、詩を書いていた。でも詩ではなかったよ。
はじめて人のために詩を書いたことを思い出します。
詩はね心を見つけることなんだ。
それは愛を見つけることなんだ。
いいかい、「私はここにいる」ってね、手を胸に当ててごらん。そこには本当の君が居てね、君のことを本当に心配してる。
いいかい、愛は君ではなく、愛は君の中の存在なんだよ。
いいかい、愛が無ければ自然は無いんだ。反対にゆうよ。この自然はなんて完璧なの?
いいかい、今度ね、詳しく話すからね。その間、愛をね、考えていてね。
愛しい人へ
僕は泣いていた。やっと詩人になれたって。それで泣たさ。
ねえ、みんな君って何になりたいの?
君は誰なの?
僕はどうしようもない人だった。でもわかったことがあった。
でもでもまだまだだなぁ。
でもね詩人だよ。そしてみんな信じていいよ。
僕はね世界一の詩人なんだよ。
「愛しい人へ」
君よ愛しき人よ
魂を取り戻し給へ
深き暗黒に紡がれる
想い出の糸を断ち切り給へ
あの人が貴方を愛したように
違う誰かを愛しているならば
君は速やかに救われるよ
星よ瞬く星たちよ
貴方の輝きを君に与え給へ
その透き通る悠久なる命
一瞬の生命を君が心に注ぎ給へ
その両手からこぼれ失った
いくつかの夢という宝石達
僕が拾い集めていくよ
炎よ潔い父性よ
君が魂を照らし給へ
その温厚なかげろう
温もりをもって君を包み給へ
貴方が落とした雨のような涙
僕が織り成す希望の綿布で
いつかきっと吸い取るよ
海よ広大な母性よ
君が未来を語り給へ
閉ざされし夕夜を受け入れ
希望の朝に微笑み給へ
くじけた心を抱きあげてあげよう
一緒に少し前を指して見よう
君の顔が輝くようになるよ
明日も逢えるね迎えにいくよ
扉を少しだけ開けておいて
僕は何度でもノックするから
松尾多聞
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