小さな足跡

私の頭の中からホワイトデーということは、すっかり抜けていた
トモもバレンタインデーに貰ってきたわけではないので
お返しの心配もなかったから

いつも通りにトモと2人で夕飯を済ませて
お風呂の準備をしているとダンナが帰ってきて
コンビニ袋を持っているのを目ざとく見つけたトモは「何それ何」の連発
するとダンナは「バレンタインに貰ったお返し、トモはあげたか？」と・・・
その時に、やっと今日がホワイトデーだったんだぁ～と気付いた
ダンナの買ってきたコンビニ袋をトモが「お母さん、はい」と持ってきたのに対して
今度は「それ、お父さんが買ってきたのだろ！」と言ったので
トモはふてくされてしまった
悔しさもあったのだと思う

私にしてみれば、トモの怒れてくる気持ちも分かる気がする
というのも、ダンナの言い方にちょっと引っかかた
「トモはあげたか？」・・・って
そりゃ～トモの貯金箱にも少しのお金（小銭）は入ってるわよ
でも、金額についての理解が出来てないし
一人で買い物へなんて行けないに。。。
だから、バレンタインのチョコを渡した時にダンナが
「大変だ！お返ししないとな」とダンナが言ったので
「トモとお父さんで話し合ってからお母さんに頂戴」って私は言っておいたのに
ダンナはトモにホワイトデーの話さえしなかったのだ
トモは男の子なんだから、同性としてもう少し話したりして
いろんな事を少しずつ教えて欲しいのに・・・

いつまでもトモの機嫌は直らなかったので
「じゃ～チョコのお返しは貯金箱が寂しいからナシにして
お母さんの誕生日までにお金を少し貯めて何か買ってくれる？」と言うと
誰かに期待される嬉しさ？なのか「うん」と大きな声で返事をして
「何がいいかな～」なんて考えてた
こんな気持ちをいつまでも持っている子でいて欲しいな！！
やっぱり、物よりも気持ちよね