小さな足跡

珍しく遊び相手がいなかったトモ
学校から帰ってきて一人で自転車に乗って遊んでいたけど
いつもより早い時間に家に入ってきた
宿題をしながら、今日の出来事を話してくれた

すると、朝の登校途中にＹＵちゃんが蹴飛ばした。。。と言う何度も蹴飛ばすので、一緒に登校しているRNちゃんが
「いい加減にしなよ！」と言ってくれて止めたらしい
　私　「トモが先に何かしたんじゃないの？」と、一応確認
　トモ「何もしていないよ」と言う
私は、人を蹴飛ばすなんてことは、絶対にしちゃダメと言いより
何もしない相手を、叩いたり蹴ったりの暴力はダメと言い聞かせている
と言うのも、私が小学校の時に
　ふざけて蹴飛ばしっこしていた男の子の一人が
　蹴飛ばされた場所が悪かったんだろう、気絶しちゃって学校の問題になった
　そういうの問題を経験しているせいか、蹴飛ばすのは怖い
今回は、トモも何もしていないと言うのを信じて
また蹴飛ばされたら「先生に言うよ」って、まず言いなさい
それでも止めなかったら
ＹＵちゃんが、何もしないのに蹴飛ばしてくることを先生に言うように教えた
親が見ている時は、ここまではやらないが
多少の意地悪は日常茶飯事だし、平気で嘘をつく

この前の日曜日も、近所の子供たちとトモが遊んでいたので
あたま～に窓から様子を伺いながら家のことをしていた私
ＹＵちゃんの歩くサンダルの音がして「出てきたなぁ～」って思い
今まで以上に、短時間おきに外を気にしていると
トモとＳＨ君、それぞれ別の車の影に隠れているて
ＹＵちゃんは、左右に少しずつ動き、どちらから行こうか？って感じだった
ふと、トモが車の陰から出ると「こら～まて～」と駆け寄っていった
何をしているのか、様子を見ていた・・・鬼ごっこならいいのだが・・・
トモの後ろにつくようにＳＨ君もいたので
「トモ、後ろにＳＨ君いるから気をつけなよ」と注意しておいた
その直後、トモの姿が車の陰に隠れ、何かが飛びカシャンと音がした
すると、トモは頬を押さえながら窓のそばに来て「ＹＵちゃんが蹴飛ばした」と言う
SH君がメガネを拾ってきてくれて「蹴飛ばしたんだよ～」と言う
二人の言葉が一致していたので、私はＹＵちゃんに「蹴飛ばすのはよくないことだよ」と即注意
すると、言い訳らしく「トモがボールをぶつけた」と言うが
最初から、トモ達はボールのぶつけっこをして遊んでいたのだ
遊びの説明をしなかったトモも悪いが蹴飛ばすのも悪いと、私はハッキリと言ったわ

なのに、翌日の月曜日の朝からやってるなんて
これから先が、思いやられるわ