小さな足跡

前にも書いたけど「とんでもない女の子」

今回は学校から帰ってきてからだった
５時間なのでトモが帰ってきたのは３時半頃
斜め向かいで、今では一番の仲良しとなった年中の男の子SYU君は
２時頃から「トモくん、まだ帰ってこない？」といいながら
一人自転車遊びをして待っていてくれて
トモが学校から帰ってくると、おやつも食べずに二人で遊びだした
ケンカをする訳でもないし、泣かせたりもないので
時々は窓から様子をみている程度で、安心して遊ばせておける
私同様、SYU君ママも同じようで窓から注意する程度

今日は、自転車遊びの後は何やらオママゴトらしい遊びを始めた
駐車場の一箇所に葉っぱを集めてゴソゴソ
そのうち、バーベキューの真似をするとかで新聞紙を貰いに来たトモ
散らばしても困るので１枚だけ渡すと、「少ない」と文句は言ったが
SYU君が「そうだよね。ゴミになっちゃうよね」と言ったので観念してくれた
いつも、こんな感じで遊んでいるのだが、そこへ問題児YUUちゃん登場！
今まで以上に、外を気にしながら家事をしていると
ガッシャーンと自転車が倒れる音がして、誰かが泣いたような声がしたので
誰か自転車で転んだかなと思い窓から遊んでいた方をみると
なんと、トモが泣きながら歩いて戻ってくる
そして「YUUちゃんが意地悪する」と言ったので
まぁ～子供の事と思いながら、どんな意地悪か聞くと
トモが泣きながら言うには
　「YUUちゃんがケーキ作りごっこする人っていうから
　トモとSYUちゃんとYUKちゃんで手を上げたら、みんなの座る場所をYUUちゃんが決めて
　YUKちゃんは、YUUちゃん家の入り口の階段上、SYUちゃんは自転車を下ろす為のスロープ
　トモは階段の一番下。それでトモは入れてくれないって！！
　それで、座っていたトモの右メガネ部分を蹴飛ばして、　自転車も蹴飛ばして倒した」と
本当に腹立たしい女の子だ後から出てきて・・・と思ったが
ただ、どこの親も見ていない場所で起きた事なので
家に文句を言いに行くのもどうかなと思ったので、自分を抑えた
私がトモに「家に入りな！」と言うと、泣きながら｢イヤだ！」と言う
「カマキリの餌にするショウリョウバッタを庭で捕まえな」と言っても｢イヤだ！」
「だったら、自分家の駐車場を一人で自転車で遊んでな！」と言っても｢イヤだ！」
「とにかく、自転車を持ってきな」と言っても｢イヤだ！」
遊びたい気持ちは分かるが、そこまでされて遊ぶ必要もないと思ったし
トモの「イヤだ！」も訳が分からずイライラ限界
確かにメガネの鼻宛も曲がっていたので「そこまでして遊ぶことないでしょ！」と怒った
さすがに、この時は「イヤだ！」ってのはなかったが
メガネの鼻宛を調節するのに、とりあえず家に力ずくで入れて落ち着かせた
私は、トモの自転車を持ってきて我が家の車の後ろに止めてた

家には入って、メガネの鼻宛を戻して
　（　遊ぶ時は古いメガネを使うようにしたので、鼻宛も柔らかいのは確か
　　でも、掛けているだけでは潰れない。新しいのでなくてよかったわ　）
涙を拭いて鼻をかんで・・・落ち着いた所で、ゆっくり話を聞いた
そして、私はトモに言いました
「トモは絶対に人を蹴飛ばしちゃダメ。今日は怪我しなくて良かったけど
　蹴飛ばしたら、どんな怪我するか分からない。
　それと、仲間外れにしたらダメ。自分が嫌だ！と思うことは人にもしない。
　無理に仲間に入れてもらって、また蹴飛ばされて痛いのはトモなんだし・・・」と話すと
納得したのか「一人で駐車場で遊ぶ」というので
5時までは20分もなかったので「行っておいで」と出した
数分してトモの様子を見ようと窓際へ行くと、SYU君、YUKちゃん、YUUちゃんが
トモの周りに集まってきていた
口が達者なYUUちゃん、何を言い出すのかと窓から半分身を出して様子を見ていると
何か言いながらトモの肩に手を掛けて、傍から見ればトモ慰めているように見える
そんな状態が結構続き、５時まで数分となったので
トモに「もうすぐ５時だから自転車をしまいなぁ～」と声を掛けた
でないと、YUUちゃん「私の言うことが聞けないの」や「私がこんなに誤っているのに！」などと
いかにも自分が悪くないような事を言いかねない・・・いつも、そうなので

家に入ってきたトモに聞くと「ごめんね」と言ってきたらしい
同じようにSYU君のママにも謝りに行ったそうだ
ケーキ作りとか言いながら、背中に砂を掛けたみたい
最後に誤りにきたりもするけど、翌日には同じようなことをしている
以前、住んでた場所での問題児ってのが納得いく今日この頃であります

帰ってきてから顔を蹴飛ばされたのは２回目
３回目が起きたら、YUUちゃんの親から注意してもらえるように言うつもり