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カテゴリ:ヴィレッジブックス
イヴ・ダンカンシリーズの最新作。 スピンオフもあるので、実際何冊あるかは定かではない。 もういいかなと思いつつ、読んでしまうので、私はやめられないようだ。 さて、今回は、イヴに複顔の依頼がコロンビアの武器商人モンタルヴォから入る。危険な男なので、その要求を拒み続けたイヴだが、モンタルヴォがイヴの娘ボニーを探すという条件を差し出したため、恋人クインの反対を押し切り、コロンビアへと向かうことにする。 相変わらず、ボニーのこととなると、冷静になれないイヴ。ボニーが殺されているのは確実だが、その死体を求めることをあきらめない。 クインとの関係に水を差すのも、いつもその問題だ。クインは、プライドが高く、自分の能力に絶対の自信を持っている。強い性格のイヴとは似たり寄ったりなので、対立は避けられない。 今回、イヴを守ろうとして、怪我をし、敵方に捕えられ、イヴに助けてもらうはめになったクイン。そのプライドは、粉々になったと思う。 おまけに、イヴとモンタルヴォは、似たような境遇からお互いに惹かれあい、クインはその2人を目の当たりにする。 なんだか、いつも可哀想な目にあうクインに同情を禁じえない。 とにかくボニーが見つからないと、イヴとクインに平穏な日々は訪れないだろう。 次回作では、ボニーの死の真相が明らかになることを願ってやまない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.07.26 07:01:13
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