【送料無料】偽りの祝福は公爵のあやまち [ ロレイン・ヒース ]
ロレイン・ヒースは、RITA賞も獲っているし、あまりハズレがないイメージだ。
本作は、シリーズ3部作の最終作なのだが、一番気に入っている。
時は1860年、エインズリー公爵ランサム・シーモアは、従兄弟で親友のウォルフォート侯爵からとんでもない頼みをされる。それは、3年前二人で馬車の事故にあい、エインズリーだけが無事だったことをたてにした脅迫に近い頼みだ。ウォルフォートの妻ジェーンとエインズリーは、ウォルフォートの望むままにすることになるのだが・・・・・
似たような設定を最近読んだ。
【送料無料】黒い瞳にかりそめの愛を誓って [ グレース・バローズ ]
グレース・バローズとはアプローチが全くことなるので、あまり気にならなかったのだが。
ロレイン・ヒースは、丁寧に主人公達の心の動きを描き出す作家なので、かなりせつない物語になっていた。
それにしても、悪いのは全てウォルフォートなのは明らか。偽善者でもあるので、久しぶりに腹が立った。
まあ、エインズリーのママもやっと落ち着いて、大団円となったのは間違いないな。