令和そぞろ歩き

結婚式記念日の旅行に、益子を選んだ。
最近、夫婦で旅行する時はなぜか私が運転する事になってしまっている。
私は運転が好きではないので、せめて運転時間は1時間にとどめたいという希望がある。
そのくらいの場所で温泉を探したら、益子温泉が引っかかった。
益子は行った事は何回かあるが、宿泊した事がない。
お試しのつもりで、良ければ常宿にしてもいいなと思っていた。

まずは、道の駅ましこへ。
なかなか楽しい内容の道の駅だった。
陶器の展示もあるし、外のテーブルはのどかな風景を見ながら、お弁当を食べるのに最適だ。
犬の散歩をする人たちが集い、一緒にランチをしている。
私は動物が苦手だが、屋外で距離があるから、大丈夫だった。

夫は通常営業でスマホ片手にポイント稼ぎ&株式チェックに余念がない。
屋外のテーブルだから、ちょっとは非日常ではある。
道の駅で買った軽食を食べ、ちょっと散策しても、ホテルのチェックインにはまだ早い。
今回はなにも決めずに旅に出たので、とりあえず、ホテルで情報収集することにした。

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益子温泉　益子舘　里山リゾートホテル​

ホテルに着くと14時45分にならないと館内に入れないと玄関に書いてあった。
夫はもう移動したくなさそうだし、時間はあるし…
休憩中らしい女性が声をかけてくれて、事情を話すと、館内から益子のガイドマップを取ってきてくれた。

とりあえず、駐車場があると知っている共販センターへ。
そばに、わらびもちの鎌倉ができていた。
行く先々にあるので、なんだかびっくりだ。
周辺を散策して、チェックイン時間には宿に戻った。

ホテルに入ると、フロント前にテーブルはあるがロビーはない。
チェックイン前にくつろげるスペースが見当たらないので、これではなあと思った。
フロントから階段を上り、エスカレーターに乗り、やっとエレベーターに到着。3階からしかエレベーターがない。
後日、母と伯母が宿泊予定だが、これでは部屋にたどり着けないのではないかと心配になった。

部屋は7階の和洋室で、布張りのソファもあり居心地はよさそう。

お風呂は、16時から18時30分まで滝が流れて、迫力があった。
「滝が温泉で浴びられるのかと思った。」と夫。
それは、大きな勘違い。
サウナも工事中で入れないし、夫にはちょっとかわいそうな結果になった。


食事は味はいいが、期待の伊勢えびが小さかった。

部屋に戻ると、上がずっとドンドンうるさい。
子どもがいるのだと思うが、それにしても音が響く。
21時過ぎ、さすがにフロントに苦情を入れた。
「部屋は変えられないですよね？」と聞くと、「今日は満室なので」との返事。

22時には静かになったので、ホッとした。

まあ、どうせ私は旅行先ではあまり眠れない。
夫が気持ち良さそうに眠っていたので、良しとするかな。